株式会社美術出版社(東京都 品川区)は、『Winart(ワイナート)』2023年10月号(114号)を2023年9月5日(火)に発売。巻頭特集の「ピノ・ノワールの新天地 ニュージーランド」では、南島のピノ・ノワール2大産地であるセントラル・オタゴとノース・カンタベリーを取り上げ、現地取材にて12生産者を紹介。ほか、特別記事として、イタリアの人気ワイン産地、キアンティ・クラッシコ地区の最新情報をお届けします。
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特集「ピノ・ノワールの新天地 ニュージーランド」
ワイン愛好家の中で根強い人気を誇る品種、ピノ・ノワール。ピノ・ノワール ワインの銘醸地として有名なのはフランス・ブルゴーニュですが、ポスト・ブルゴーニュともいうべき、高品質かつエレガント、凝縮感あふれるピノ・ノワールのワインを生み出す産地として注目を集めるのが「ニュージーランド」なのです。
ニュージーランドを代表するワイン用ブドウ品種といえば、ソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワール。今特集ではとくにピノ・ノワールに焦点を当て、南島最大のピノ・ノワール産地であるセントラル・オタゴを中心に、ノース・カンタベリーも取り上げています。
セントラル・オタゴの玄関口となるクイーンズタウンへは、日本からの直行便が就航しているオークランドから、約2時間の空の旅。セントラル・オタゴはニュージーランド最南端かつ世界最南端のワイン産地のひとつで、ダンスタン湖周辺の4つのサブリージョンを含む、7つのサブリージョンで構成されています。代表的8生産者への取材を通し、テロワールの特性やセントラル・オタゴならではのピノ・ノワールのワインの特徴を解説します。
一方、ノース・カンタベリーはクライスト・チャーチを北上したところに広がる産地で、セントラル・オタゴで造られるピノ・ノワールとは、また趣が異なるワインが造られています。4生産者のワインから、セントラル・オタゴとの違いをみていきます。
大自然に囲まれた、圧倒的なスケールのブドウ畑で育まれるピノ・ノワール。土壌特性や栽培での工夫、極力人の手を加えない自然な造りから生み出される、ニュージーランドならではのピノ・ノワールのワインの魅力を、存分にお伝えします。
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特別記事「キアンティ・クラッシコ 新時代の幕開け」
イタリア・トスカーナ州の銘醸ワイン産地、キアンティ・クラッシコ地区。2023年7月に、念願のUGA(追加地理地区)として正式に認められ、話題になりました。このUGAでは、キアンティ・クラッシコの生産地を11の地区に分割。今後、各地区のテロワールの個性を明確に表現したワインが造られることで、より銘醸地としての差別化が図られ、また生産者の意識の高まりとともに、品質のさらなる向上が期待されます。制定間もないキアンティ・クラッシコにて全11地区を現地取材。各地区の生産者取材から、それぞれの特徴をみていきます。
ほか、完全復活を遂げた世界のワイン展示会、試飲会のイベントレポートやワイン生産者の来日に伴うインタビュー記事を多数掲載いたします。
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雑誌情報
『Winart(ワイナート) 2023年秋 114号』
発行:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
発売:株式会社美術出版社
価格:1,800 円+税
発売日:2023年9月5日(火)
仕様:152ページ、 A4
JANコード:4910098531033
定期購読:https://www.fujisan.co.jp/product/1281679802/
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雑誌『Winart(ワイナート)』
1998年12月創刊のワイン専門誌。食やお酒にこだわる本格指向の人々へ、ワインを中心とした豊かなライフスタイルを提案。定評のある美しく洗練されたビジュアルで、“ワインのいま”を知る、旬な情報を発信しています。
美術出版社:https://bijutsu.press/
Winart Web:https://winart.jp/
Twitter:@WinartWinart(https://twitter.com/winartwinart)
IG:@winartmagazine(https://www.instagram.com/winartmagazine/)
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美術出版社
1905年の創業以来、⼀貫して良質な美術図書の出版を⼿がける。『カラー版美術史シリーズ』をはじめとする美術・デザイン・建築などの芸術全般にわたる書籍の出版、美術展のカタログ制作、『美術⼿帖』『ワイナート』などの定期雑誌やアートと⼈々をつなぐ多彩な事業を⾏う。
美術出版社:https://bijutsu.press/