株式会社カーブドッチ(本社:新潟県、代表取締役社長:今井 卓)は、作家がカーブドッチに滞在し、この地を舞台に物語を書き上げる「カーブドッチ ライターズ・イン・レジデンス」というプロジェクトを開始し、第一作目として原田マハさん書き下ろしの『旅をあきらめるにはまだ早い友への手紙』を2023年9月22日に出版します。
新潟市の南西部、日本海に沿ってのびやかに横たわる角田山の麓、広大なぶどう畑に囲まれた一帯にカーブドッチはあります。訪れた人がワイン造りの現場に触れ、ワインが生まれ育つ場所で、ワインを愉しみ、豊かな時間を過ごしてもらいたいという想いからカーブドッチは始まりました。いつでもゆっくりしていただけるように、ヴィネスパとトラヴィーニュという2つの宿泊施設を用意。館内には、約4000冊の本がいたるところに並んでおり、自由に手に取って読むことができます。
「カーブドッチ ライターズ・イン・レジデンス」とは、ひとりの作家がカーブドッチに滞在し、この地を舞台とした物語を書き上げ、カーブドッチが出版・販売を行うプロジェクトです。この本はカーブドッチワイナリーの店頭と公式オンラインショップでのみ、手にいれることができます。今回の原田マハさんの作品はその第一作目です。この場所ならではの読書体験と、この地を訪れた旅のお土産として楽しんでいただきます。
https://nwinecoast.thebase.in/
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書籍紹介
ー旅って、人生みたいなもんとちゃう?
大学時代の同級生で十四年ぶりに再会したハグとナガラ。転職、別離、介護‥‥人生の折り返し点を前にした、女ふたりの六つの旅物語をまとめた文庫オリジナル短編集「ハグとナガラ」。今作はその旅の最終地点となっています。
―私は思う存分、食事とワインのシンフォニーを味わった。そうしているあいだじゅう、ずっと、豊かな、あたたかな何かが心を満たしていた。
良いときも、辛いときも、ともに旅を楽しむことができる存在がいることは、なんと素敵なことだろう。日常をはなれ、自分のために過ごす時間に、ふと大切なことに気付くのかもしれません。旅の思い出やその時に感じたことを振り返りたくなる一冊です。
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著者紹介
原田マハ
1962 年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。2012年『楽園のカンヴァス』(新潮社)で山本周五郎賞受賞。2017年『リーチ先生』(集英社)で新田次郎文学賞受賞。
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書籍紹介
タイトル:旅をあきらめるにはまだ早い友への手紙
著者:原田マハ
装丁:本庄浩剛
編集:幅允孝・渡邉唯(BACH)
発売日:2023年9月22日
価格:1,300円(税込)
発行・発売:株式会社カーブドッチ
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カーブドッチ会社概要
1992年設立。新潟の風土を表したワイン作りを行っており「アルバリーニョ」「どうぶつシリーズ」「ファンピー」など多様なワインをリリースしている。
敷地内にはワイナリー、ホテル、温泉施設、レストラン、カフェ、マルシェ、AVEDA Spa、イングリッシュガーデンなどがあり、ワイナリーリゾートとして県内外から多くのお客様が訪れている。
株式会社カーブドッチ
代表取締役社長 今井 卓
所在地:新潟県新潟市西蒲区角田浜1661
アクセス:新潟駅からJR越後線内野駅下車タクシーで約15分(無料シャトルバスあり)
Instagram:https://www.instagram.com/cavedocci/
Twitter:https://twitter.com/cavedocci_wine
オンラインショップ:https://nwinecoast.thebase.in/