ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)は、ワインをアートで表現する日本初の公募展「When Pure Chablis meets Art シャブリワインアートアワード」を実施いたしました。
応募総数48のなかから10作品が一次審査を通過し、6月19日の最終選考会でグランプリが決定。
7月25日には青山ラ・コレッツィオーネにて、最終選考に残った10作品の展示のほか審査員3名による公開対談、シャブリワインセミナーを含む授賞式が行われ、プレスやワイン業界関係者46名がかけつけ、100%シャブリワインの一日を愉しみました。
『When Pure Chablis meets Art シャブリワインアートアワード』とは
『When Pure Chablis meets Art シャブリワインアートアワード』は、ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)がドイツ、ベルギーに続き日本で初めて開催したアートコンクールです。
シャブリワインの純粋さやミネラル感を言葉で表現するのは容易なことではありません。これまでシャブリワインは、写真やジュエリー、映像、音楽など、様々な分野のアーティストにシャブリワインとの出会いから生まれた感覚や感動を表現してもらってきました。
今年は、公募展『When Pure Chablis meets Art シャブリ・ワイン・アート・アワード』を通して、日本のアーティストの方々にこの挑戦に取り組んでいただきました。
日本のアーティストの方々から寄せられた、シャブリワイン特有の『ピュアネス』をテーマとした立体アート作品の中から、グランプリ1点(賞金30万円)、準グランプリ2点(賞金5万円)が選出されました。
ノミネート作品
(左より)「Hide and Seed」ta_rabo 氏、「蒼の記憶」河野太郎氏、「冬芽」小堺勝氏、「Soil of Memories」VIKI 氏、「包(つつむ)」小林ミク氏、「層雲 pt.2」竹内康雄氏、「はじける」 植松美月氏
<各審査員による総評>
大橋健一氏(マスターオブワイン/「山仁酒店」代表取締役)「私が好きなシャブリの味わいのように、硬さと同時に丸みある優しい要素も感じられる作品を高く評価しました」
橋爪勇介氏(ウェブ版「美術手帖」編集長)「『ピュア』というテーマの解釈も表現も様々な作品が揃いましたが、『シャブリと直結した表現』を焦点に選びました」
秋山かおり氏(デザイナー/「STUDIO BYCOLOR Inc.」代表)「作家自身がシャブリを深く探ろうとした前向きな姿勢を感じる作品ばかり。評価に当たっては『味の可視化』がポイントでした」
ポール・エスピタリエ氏(ブルゴーニュワイン委員会内シャブリワイン委員会会長)「テロワールからエネルギーを引き出す土壌と根の重要性、言葉では表し難いクリスタルかつミネラルを感じさせる側面、口に含むと伝わってくるエレガンスとピュアネス…
シャブリワインとのこうした近似性が見て取れる3作品が受賞作品に選ばれました。」
公式サイト : https://www.chablis.jp/when-pure-chablis-meets-art/when-pure-chablis-meets-art,3355,16966.html
主催者:ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)