『安心院ワイン アルバリーニョ 』が、欧州系品種のアルバリーニョとして「日本ワインコンクール」初めての金賞を受賞
三和酒類株式会社(本社:大分県宇佐市、社長:下田雅彦)が運営する、安心院葡萄酒工房(大分県宇佐市 / 工房長 古屋浩二)で醸した、同社の『安心院スパークリングワイン 2020』と『安心院ワイン アルバリーニョ 2021』が、「日本ワインコンクール(JWC:Japan Wine Competition)2022」において、【金賞】を受賞したことをお知らせいたします。なお、『安心院スパークリングワイン』は同時に7度目の受賞となる【部門最高賞】に輝きました。
【日本ワインコンクール 2022 結果ページ】https://www.pref.yamanashi.jp/jwine/2022fol/22prize.html
- 「日本ワインコンクール 2022」金賞・部門最高賞受賞について
三和酒類の『安心院スパークリングワイン 2020』ならびに『安心院ワイン アルバリーニョ 2021』が、国産ぶどうを100%使用した「日本ワイン」を対象とした日本最大級のワインコンペティション「日本ワインコンクール 2022」にて【金賞】を受賞しました。さらに、『安心院スパークリングワイン 2020』においては、各部門で最高得点のものに贈られる【部門最高賞】の栄誉に輝きました。『安心院スパークリングワイン』の部門最高賞の受賞は、7度目となります。また、『安心院ワイン アルバリーニョ 2021』は、欧州系品種のアルバリーニョとして「日本ワインコンクール」初めての金賞を受賞しました。
金賞・部門最高賞を受賞した『安心院スパークリングワイン 2020』は、安心院産の白ぶどうシャルドネを原料に「瓶内2次発酵」の製法を用いて醸し、爽快ではつらつとした上質の果実感が印象的な辛口スパークリングワインです。
金賞を受賞した『安心院ワイン アルバリーニョ 2021』は、自社ぶどう畑「あじむの丘農園」で栽培されたアルバリーニョ(スペイン原産の白ぶどう品種)を使用し、香り、味わいを引き出す異なる仕込みを行い、仕上げました。果実や白い花の香りが鮮烈に感じられ、豊かな酸味と旨味があり、余韻も愉しめるバランスのとれたワインです。
この度の受賞は、私共のお声掛けに応じてぶどう作りにご協力をくださる地元のぶどう生産者の皆様方のご尽力をはじめ、当社のこれまでのワインづくりに対する取り組みが高く評価されたものと、大変意義深く受け止めています。当社では、この受賞を機に、安心院独自の新たなぶどう品種の栽培研究や醸造技術の一層の向上に取り組み、“地域に根差した、皆様に愛されるワインづくり”を続けて参ります。
【安心院葡萄酒工房 工房長 兼 ヴィンヤードマネージャー 古屋 浩二 コメント】
諸外国に比べると、日本ワインはとても歴史が浅く、農家さんやワイナリーをはじめ多くの方々がチャレンジ精神のもとで切磋琢磨している状況です。日本各地でどの品種がよいと決まってはおらず、ワインの醸造方法も各種取り組みを行っている状態で、多様性あるワインが日本各地で生産されています。その中で、2011年から自社畑で多品種の試験栽培を進め、地域に適した品種の模索を行いながら、栽培特性などの情報も他社ワイナリーへ開示してきました。数年前から手ごたえを感じていたアルバリーニョが金賞受賞にたどり着けたことは、うれしく思うと共に、アルバリーニョの栽培特性から見ても、これからの日本ワインの発展への一助にもなりえる品種だとも考えています。誰もがスパークリングワインといえば、シャンパーニュを想像すると思います。冷涼な地域だからこそ、できるとの考えを覆しているのが、弊社のスパークリングワインなのかもしれません。スティルワインよりも醸造方法が大きく関与するのが瓶内2次発酵をさせるスパークリングワインだと思います。品種の広がりとともに、弊社スパークリングワインは皆様に驚きを与える品質へとさらなるチャレンジを進めています。
- 「日本ワインコンクール 2022」とは
「日本ワインコンクール(JWC:Japan Wine Competition)」は、国産ぶどうを100%使用した「日本ワイン」を対象としたワインのコンペティションです。「日本ワイン」の品質や知名度の向上を図るとともに、それぞれの産地のイメージと日本ワインの個性や地位を高めることを目的とし2003 年から開催し、2022年で 18 回目を迎えました。審査会は、ワイン専門家やワインジャーナリスト、ワイン業界の有識者、各産地から推薦されたワイン醸造家などで構成された、25名の審査員による官能審査による審査とし、視覚、香り、味、ハーモニーなどの項目により100点満点で採点します。
部門は、欧州系品種の赤、白、国内改良等品種の赤、白、甲州、ロゼ、スパークリングなど合計12部門あり、部門毎に、金賞・銀賞・銅賞、奨励賞、部門最高賞、コストパフォーマンス賞が選出されます。
今年は、706品のワインがエントリー。24品の金賞、71品の銀賞、109品の銅賞、56品の奨励賞ワインが選出されました。さらに、出品数が5品以上あった部門の銀賞以上のワインの中から、最高得点のワインに部門最高賞が贈られました。
- 瓶内2次発酵で造る本格スパークリングワイン 『安心院スパークリングワイン 2020』
大分・安心院町で収穫されたシャルドネを100%使用したスパークリングワインで国内でも珍しい瓶内2次発酵にて製造。
艶やかで輝きのある緑色を帯びた黄色い色調。グレープフルーツの様な柑橘、リンゴや洋ナシの様な果実に加え花の様な香り、トーストしたパンの様な香りが重なり合っています。口に含むと泡立ちはキメが細かく、心地良い切れのある酸味とミネラル感が味わいの骨格を形成しています。余韻に柑橘の香りが残るさっぱりとした味わいの辛口スパークリングワインです。
【商品概要】
アルコール度数:11.0%
使用ぶどう品種:大分・安心院産シャルドネ100%
タイプ:辛口(白・発泡性)
ヴィンテージ:2020年
容量:750ml
希望小売価格:3,509円(税込)
販売場所:安心院葡萄酒工房、安心院ワイン取り扱いの酒販店
発売日:2022年9月発売予定
商品ページ:https://www.ajimu-winery.co.jp/product/detail13.html
- アロマティックな果実香が特徴 『安心院ワイン アルバリーニョ 2021』
2011年より三和酒類の自社ぶどう畑「あじむの丘農園」で試験栽培をすすめてきた品種のアルバリーニョ。スペイン原産品種で高温多雨な地域でも栽培に有利とされています。大分・安心院町での栽培の結果、とても良好なブドウを得ることができ、低温発酵・貯蔵を経て、品種の特徴香が十分にでたワインに仕上がりました。
輝きのある淡いグリーン。白桃やリンゴなどの印象的な果実の香り、グレープフルーツの様な柑橘の爽やかさ、白い花の様なニュアンスが幾重にも重なり華やかな香りを演出しています。口に含むとリンゴの様な印象がありフレッシュな酸とうま味がひろがり、グレープフルーツの様なほのかな苦みがアクセントとなり引き締まった印象です。華やかな香りが心地よい辛口の白ワインです。
【商品概要】
アルコール度数:12.0%
使用ぶどう品種:大分・安心院産アルバリーニョ100%
タイプ:辛口(白)
ヴィンテージ:2021年
容量:720ml
希望小売価格:3,209円(税込)
販売場所:ご好評につき、販売可能数量に達した為、販売を終了致しました
商品ページ:https://ajimu-winery.co.jp/product/detail21.html
- 安心院葡萄酒工房について
「安心院葡萄酒工房(あじむぶどうしゅこうぼう)」は、三和酒類株式会社が大分県安心院町で運営するワイナリーです。霧深い盆地である、この地特有の温度差の激しい気候を活かし良質のぶどうを育て、芳醇なワインを醸します。
三和酒類は1971年にワインの醸造を開始、2001年10月に「安心院葡萄酒工房」を開園しました。杜の中のワイナリーをイメージした緑あふれる園内には、醸造場、貯蔵庫、ぶどう畑、試飲ショップなどたくさんの見所があり、製造工程や栽培中のぶどうの見学はもちろん、ワインの試飲やショッピングなどがお楽しみいただけます。
なお、高品位のワインを生み出す醸造場を表彰する「日本ワイナリーアワード」にて最高位の 『五つ星ワイナリー』に2019年から4年連続選ばれています。五つ星獲得は西日本で唯一となります。
■所在地:大分県宇佐市安心院町下毛798
■営業時間:9 時~ 16 時(園内見学17 時まで可)
■定休日:毎週火曜日 (祝日の場合営業)、年末年始
■入園料:無料
■HP:安心院ワインブランドサイト https://www.ajimu-winery.co.jp
- 三和酒類株式会社について
三和酒類株式会社は、麦焼酎「いいちこ」をはじめとした、日本酒・ワイン・ブランデー・リキュール・スピリッツ、大麦発酵液を原料とした食品素材など、発酵に関わるものづくりを幅広く手がける総合醸造企業です。
■本社所在地:大分県宇佐市大字山本2231番地の1
■設立:1958年
■事業内容:酒類食品製造業
■HP:https://www.sanwa-shurui.co.jp
- 商品に関するお問い合わせ
安心院葡萄酒工房
TEL 0978-34-2210 / FAX 0978-34-2227
※受付時間9:00~16:00 定休日火曜日