西日本で16のグループホテルを展開する株式会社ホテルニューアワジ(本社:兵庫県洲本市、代表取締役社長:木下 学)は、ウェルネスツーリズムやSDGsの一環としてかねてより取り組んでいる「食の地産地消」を更に進めるため、「淡路島ワイナリー合同会社」とパートナシップ契約を締結いたしました。
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淡路島ワイングロワーズクラブ
ホテルニューアワジグループではこれまでも地産地消の考えのもとで、ホテルが所在するその土地の環境の中で育った四季折々の選りすぐりの魚介類・農畜産物等を料理の食材として活用し提供するよう取り組んで参りました。このたびその一環として、淡路島でワインを栽培・醸造し、販売することを目的として設立された「淡路島ワイングロワーズクラブ(https://www.awajishima-winery.com/club)」に参画いたしました。
同クラブは、地域農業従事者の高齢化が進むことで耕作放棄地が増加している社会的背景の中、淡路島の魅力の根底となる美しい景観や里山の風景がこの先ますます失われていくことに危惧し、地域社会、経済を下支えしていける仕組みづくりと障がい者就労の創出につなげようという考えのもとにスタートした合同会社です。当ホテルグループはそのサスティナブルな理念に共感し、このたびパートナーシップを締結させていただくこととなりました。
淡路島ワイングロワーズクラブが管理する「淡路島ワイナリー」で栽培されるワインブドウは、日本独自の品種"モンドブリエ"(シャルドネとカユガホワイトの交配種)で、標高200メートルに位置し昼夜の寒暖差が大きい淡路島北部西海岸の環境と瀬戸内の海風で運ばれるミネラルにより甘みが強く、みずみずしいマスカット香が特徴です。その他シャルドネ種も植えており、ホテルニューアワジグループのスタッフが自ら植樹作業を行いました。3年後にはフルボトルで年間200本の生産を目指しています。
今後はブドウ栽培を通じて当グループスタッフのワイン醸造に対する知識やSDGsへの理解を深め、また、ホテルニューアワジグループのオリジナルワインとして2種類の白ワインを製造・販売し、お客様にはホテルのレストランで島の食材とのマリアージュを愉しんでいただいたり、或いは淡路島の大地の恵みをゲストの皆様に直に感じていただくように栽培体験、収穫体験などを織り込んだ体験型宿泊プランを企画するなど、様々な高揚感溢れる取り組みにチャレンジして参ります。
また、兵庫県内の自治体や観光関係事業者、JRグループが一体となり開催する「兵庫テロワール旅」が今年7/1〜9/30に開催されるタイミングに合わせて、ホテルニューアワジグループでは淡路島ワイナリー合同会社が販売提供する白ワイン「淡路島」(品種 モンドブリエ)を先行して60本限定で宿泊ゲストに提供を開始しました。ミネラル感あふれる爽やかでピュアな印象を感じる、淡路島の料理にぴったりな地産地消ワインをぜひお試しください。
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ホテルニューアワジ
関西・淡路島を中心に16のグループホテルを運営するホテルニューアワジグループの代表ホテルで、昔ながらの「ほてるにゅ~あ~わ~じ」のリズムが特徴的なCMは関西圏ではお馴染み。全室紀淡海峡を一望する海の大パノラマが印象的な「夢大地」や全室が80平米以上ある贅沢な居室空間が自慢の特別客室「ヴィラ楽園」、段々畑を模した三層の湯舟が特徴的な温泉浴場「淡路棚田の湯」や古事記にも謳われた淡路島の国生み神話をモチーフにした「くにうみの湯」など充実した設備が整う。食料自給率100%を超える食の島”淡路島”の恵みを活かして、淡路島の新鮮な魚介や淡路牛、淡路産野菜を使った様々な和・洋の料理を客室やダイニングで愉しめる。
ホテル名 ホテルニューアワジ
所在地 兵庫県洲本市小路谷20番地
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ホテルニューアワジグループ概要
1968年設立。淡路島・洲本市で旅館業を開始。その後、淡路島、香川、神戸、京都、岡山の宿泊施設を順次取得。現在は16軒の宿泊施設やマリーナ、介護施設などを所有・運営。
社名 株式会社ホテルニューアワジ
事業内容 ホテル・旅館・高齢者安心住宅・ヨットハーバー・発電事業
創業 1953年(昭和28年)
設立 1968年(昭和43年)
資本金 2,000万円
従業員数 1,600名(グループ全体)
売上高 155億円(グループ総売上/2022年12月度)
代表者 代表取締役社長 木下 学
本社所在地 兵庫県洲本市小路谷20番地
TEL: 0799-23-2200 / FAX: 0799-23-1200
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