第6回目となるOIV登録品種サミットを、東京・永田町で12月7日に開催
一般社団法人OIV登録品種協議会は、OIV(国際ブドウ・ワイン機構)に登録された日本の3品種、甲州、マスカット・ベーリーA、山幸を中心に、日本固有のブドウ品種とそのワインの国内ならびに国際的評価向上を目的に活動しています。
本年度サミットでは、日本のワイン産業の未来に向け、課題の共有や未来へのヒントを参加者皆で見出していくトークセッションを行います。歴史や栽培のパイオニアからの提言、10月にフランスで行われたOIV世界ブドウ・ワイン会議のレポート、ワイン生産国として固有品種の取組に古い歴史を持つ各国の方々のパネルディスカッションをお聞きいただきます。
その後のフリーテイスティングタイムでは、日本全国のワイナリーより日本固有のワイン用ブドウ品種の日本ワイン約30種、またパネルディスカッション登壇国の固有品種ワインもお楽しみいただけます。そして毎年好評のチーズプロフェッショナル協会セレクトのチーズ約10種類、Pasco「L’Oven」から5種類のパンも楽しんでいただきます。バラエティに富んだ、美味しい国内外の固有品種ワインとチーズ、パンのマリアージュを存分に堪能ください。
【開催日】2024年12月7日(土)13:00~17:00
【開催場所】 全国町村会館 帝国ホテルグループ https://www.zck.or.jp/kaikan/access/3品種の第一人者によるトークセッション後は、日本固有のブドウ品種の日本ワイン約30種類と日本のチーズ約10種類以上をフリーで楽しむテイスティング時間をご用意。日本が誇るワインとチーズのマリアージュを存分に堪能ください。
【開催日】
2024年12月7日(土)13:00~17:00
【開催場所】
全国町村会館 帝国ホテルグループ
東京都千代田区永田町1-11-35(有楽町線・半蔵門線・南北線永田町駅から徒歩1分)
【参加費・定員】
8,000円 先着120名 途中入退場は自由です
テイスティンググラス付(持ち帰り可能)、ワイン・チーズ・パンのフリーテイスティング代含む
チケットはPeatixで販売中 https://peatix.com/event/4129485/view
【スケジュール】
13:00-13:10
■はじめに 一般社団法人OIV登録品種協議会よりご挨拶
13:10-14:00
■基調講演①
「日本固有品種が直面する課題 これまでの歴史・栽培から見た未来へのヒント」
山梨県立大学特任教授 仲田道弘氏
(株)i-vines代表 池川仁氏
これまで日本ワインの歴史の数々を紐解き、数多くの著書もある仲田道弘氏。また数十年に渡り、
日本固有品種のブドウを栽培、指導実績も多くある池川仁氏。日本ワインの歴史・栽培の
パイオニア的存在であるお二人から、今直面する課題や、未来へ導くヒントをお話いただきます。
14:00-14:30
■基調講演②
「第45回OIV世界ブドウ・ワイン会議(フランス・ディジョン開催)参加レポート」
明治学院大学法学部 蛯原 健介教授
OIV(Organisation Internationale de la Vigne et du Vin)はフランス・ディジョンに本部を置くワインとブドウに関する国際機関であり、加盟国は現在50か国。創立100年となる2024 年を国際ブドウ・ワイン年と宣言、10月に100年を記念した世界ブドウ・ワイン会議を開催しました。当協議会顧問でもある蛯原健介教授が参加、その最新レポートをいただきます。
14:35‐15:35
■パネルディスカッション
「固有品種ワインを生み出す生産国の取組最前線」
<モルドバ>モルドバ ブドウ・ワイン協会 日本代表 遠藤エレナ氏
<ジョージア>富士貿易株式会社 執行役員 長澤啓子氏
<ブルガリア>ブルガリア共和国大使館より1名(登壇者未定)
コーディネーターは田辺由美氏(当協議会理事)
ワイン生産国として固有品種の取組に古い歴史を持つ国々のワイン産業に携わっている皆様から、各国のワイン産業の歴史や今、各国固有品種の個性や位置づけなどについて語っていただくことにより、日本ワインの海外への展開について、その可能性とヒントを見出していきます。
15:45-17:00
国内外の固有品種のワインとチーズを楽しむ時間
※日本固有品種のワイン約30種と日本のチーズ約10種以上をフリーでテイスティングいただけます
※Pascoの本格派冷凍パン「L’Oven」から5種類のパンも楽しんでいただきます。
17:15 完全終了
主催:一般社団法人OIV 登録品種協議会 (公式HP https://oiv.sakura.ne.jp/)
協力: NPO法人チーズプロフェッショナル協会、敷島製パン株式会社、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所、株式会社岩の原葡萄園、ワインアンドワインカルチャー株式会社
<ご参考>
昨年の様子をご紹介します。