南洋真珠の街「ブルーム」のイベント「真珠まつり」など、冬の西オーストラリア州での夢のような体験を紹介します
南半球に位置し、日本とは季節が真逆の西オーストラリア州は6月〜8月がウインターシーズンです。先住民 アボリジナルの人々にとっては「マクル(Makuru)」の季節で、雨と涼しい気温を意味する青をシンボルとするシーズンです。爽やかな西風と南風が吹き、ブルーベリー・リリーやパープル・フラッグが咲いて、西部の田園地帯が青と紫色に染まります。冬に観光のベストシーズンを迎えるのが、乾季となる北西部の「キンバリー」です。「キンバリー」の玄関口で南洋真珠の世界的産地「ブルーム」では、この街のユニークな多文化の歴史を祝うお祭り「真珠まつり」が毎年開かれ、今年は8月26日~9月10日の期間で盛大に開催予定です。その他の地域でも、上質な黒トリュフを満喫したり、インド洋の海岸に集まってくる海の生き物たちと泳いだり、シルクのようなワインを片手に暖炉のそばでくつろぐなど、様々な楽しみがあります。では、冬の西オーストラリア州で楽しめる夢のような体験7選をご紹介します。
<西オーストラリア州の冬>
冬本番の州都「パース」の7月の最高気温は18.5度、最低気温8.0度で雪が降るほどの寒さではありません。また、広大な州内では南北で気候が異なります。「パース」がある州南部は地中海性気候で四季が楽しめ、オーストラリアの州都の中で最も長い日照時間を誇ります。一方、北部は熱帯性気候で乾季と雨季があり、乾季の5〜10月は湿度が低く夜は涼しくなり、雨季の11月〜4月は夕方から夜にかけてスコールが降ることもあります。
<ブルームの「真珠まつり」>
開催期間:2023年8月26日~9月10日
州都「パース」の北(空路約2時間半)に位置し、19世紀後期から様々な移民が集い真珠養殖で栄えた街「ブルーム」で毎年開催されるお祭りです。「ケーブルビーチ」のサンセットディナーをはじめ、西オーストラリア州のトップシェフによる美食体験、文化ツアー、アート展、地元や来日するあらゆる年齢層のアーティストによるパフォーマンスなど、 2023年は大規模なプログラムで開催されます。
[WEBサイト] https://shinjumatsuri.com.au/
<西オーストラリア州の冬の楽しみ7選>
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ベストシーズンを迎える「キンバリー」を観光
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「ニンガルーリーフ」でジンベイザメ と一緒に遊泳
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地球上最大級規模のワイルドフラワーを鑑賞
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ワールドクラスのマーガレットリバー産ワインで、贅沢な旅を満喫
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トリュフ犬と一緒に黒トリュフハント体験
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優雅なクジラが海岸を回遊する壮大な光景を見に行く
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冬は暖かい屋内で文化体験と豊かなグルメを楽しむ
① ベストシーズンを迎える「キンバリー」を観光
州の北西部に位置する「キンバリー」には、乾季と雨季があります。乾季は3月から10月までです。 「キンバリー」の玄関口の町「ブルーム」では、毎年9月に「真珠まつり」が開催されます。また、3月〜10月の満月前後の3日間だけ、干潮時に見られる神秘的な「月への階段」と呼ばれる自然現象が起こり、運が良ければ素晴らしい景色に出会えます。そのほか、「ブルーム」 では1億2,000万年前の恐竜の足跡を見ることもできます。
また、「キンバリー」の絶景スポットと言えば、約2,000万年の歳月をかけて形成された蜂の巣のような形の奇岩群「バングルバングル」です。上空を遊覧飛行で飛んだり、アボリジナルが運営するツアーに参加して世界最古の現存文化に触れることもできます。
② 「ニンガルーリーフ」でジンベイザメ と一緒に遊泳
州都「パース」から北へ空路で約2時間の場所に位置する「ニンガルーリーフ」は、美しい海に多様な海洋生物が生息する、世界遺産「ニンガルーコースト」の海域内にあります。「ニンガルーリーフ」は世界最大級のサンゴ礁を有し、毎年3月〜7月にかけて世界最大の魚である、穏やかな性格の野生のジンベイザメがやってきて、一緒に泳ぐことができる世界的にも珍しいスポットです。約500種類の魚や、イルカの群れ、マンタやウミガメ、カラフルなサンゴ礁が生息し、海のワンダーランドに飛び込むことができます。
③ 地球上最大級規模のワイルドフラワーを鑑賞
西オーストラリア州では、毎シーズン12,000種を超えるワイルドフラワーが咲き誇ります。開花種の約8割は、西オーストラリア州でしか見られない固有種です。ワイルドフラワーのシーズンは通常5〜6か月間で、開花前線は7月に北部の「ピルバラ」から始まり、内陸部の町「ゴールドフィールド」から南部にある「コーラル・コースト」沿いに南下していきます。9月になると、「パース」にある花の楽園「キングスパーク」に3,000種以上のワイルドフラワーが咲き、「パース」から車で30分に位置する「スワンバレー」のなだらかな丘陵地帯が色とりどりの花で彩られます。生物多様性のホットスポットで、「パース」から車で3時間南に位置する「マーガレットリバー」地方では、ワイルドフラワーと世界有数のブドウの木が混じり合い10月はとても鮮やかな季節です。南部の「アルバニー」に近いスターリング山脈にはワイルドフラワーの群生が多く、開花シーズンの終盤に見頃を迎えます。ワイルドフラワーのシーズンは、11月〜12月中旬に終わりを迎えます。
④ ワールドクラスのマーガレットリバー産ワインで、贅沢な旅を満喫
プレミアムワインの産地「マーガレットリバー」で、冬の大自然の澄んだ空気の中、暖炉のそばでくつろいでみませんか。現在200以上のワイナリーが点在し、オーストラリアのプレミアムワインの30%以上を生産している「マーガレットリバー」は、広大で静寂に包まれたラグジュアリー・ホテルもあり、爽やかな季節の休暇に理想的なスポットです。8月にはオーストラリア最大のデスティネーション映画祭「シネフェストOZ」が開催されます。
⑤ トリュフ犬と一緒に黒トリュフハント体験
マーガレットリバー東部に位置する「マンジマップ」は、南半球で最大規模のトリュフ生産を誇り、 言葉では言い表せないほど贅沢な味わいと豊かな土の香り、そして安定した品質から、世界中のシェフから高く評価されています。世界でも数少ない黒トリュフの生産農家「トリュフ・ヒル」でかわいいトリュフ犬たちと一緒にトリュフ狩りに参加すれば、この上質なトリュフを味わうことができます。また、毎年6月に「マンジマップ」で開催されるイベント「トリュフ・カーフッフル」では、期間中、プロによるトリュフ料理や調理デモンストレーション、新鮮なトリュフの試食などが体験できます。
⑥ 優雅なクジラが海岸を回遊する壮大な光景を見に行く
ザトウクジラの群れが、毎年6月から11月にかけて、西オーストラリア州の北部キンバリーから大陸沿いに南極海に向かって移動します。西オーストラリア州は、オーストラリアで最も長い13,000kmのクジラの回遊により、ホエールウォッチングのシーズンも長く、 「ニンガルーリーフ」では眺めるだけでなく、クジラの群れと一緒に泳ぐこともできます。
⑦ 暖かい屋内で文化体験と豊かなグルメを楽しむ
オーストラリアの州都の中で最も晴天が多い「パース」ですが、冬は暖かい屋内施設で楽しむこともおすすめです。「パース」の中心部は新しいバーやレストラン、ホテルで賑わいを見せています。パース造幣局では、目の前で金が溶けていくのを眺めながら暖を取ることができます。「パース」からフェリーでアクセスできる「ロットネスト島」では、8月ごろまでクオッカのかわいい赤ちゃん、通称 クオッカ・ジョーイたちに会える貴重なチャンスがあります。
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西オーストラリア州の州都「パース」へ
西オーストラリア州の州都「パース」へ、 ANAの直行便成田=パース線が2023年10月29日(日)から週3往復便(水・金・日)で運航を再開します。直行便により、西オーストラリア州への旅が便利かつ快適になります。
オーストラリア大陸の3分の1近くを占める雄大な自然の宝庫、西オーストラリア州。その州都「パース」はスワン川のほとりに位置し、オーストラリアの州都の中で最も多い日照時間を誇り、陽光にあふれる自然と都市が調和した美しい街です。中心部は新しい公共スペースや再生された建物によって活性化され、ストリートアートやバーカルチャーが栄え、レストランやカフェ、ホテルなどが続々オープンしています。近代的な都市でありながら、19もの手つかずの美しいビーチがあり、多種多様なワイルドフラワーが咲く世界最大級の都心型公園「キングスパーク」や、中心部から30分以内に州内最古のワイン生産地「スワンバレー」、歴史ある街並みが残る港町「フリーマントル」などの多彩な観光スポットがあります。フェリーに乗って「ロットネスト島」に行けば、“世界一幸せな動物”と称されるクオッカと出会うこともできます。日本との時差はわずか1時間なので到着した時から暮らすような旅が始まります。「パース」はまた、広大な西オーストラリア州の冒険の旅の拠点として、様々な絶景スポットへアクセスできます。
ぜひ「パース」を拠点に、西オーストラリア州での夢のような休日を体験してください。
ANA 成田=パース 直行便
路線:成田 = パース
運航再開日:10月29日(日)
ダイヤ:
NH881 成田 11:20 ⇛ パース 20:30
NH882 パース 21:55 ⇛ 成田 08:30(翌日)
運行便数:3往復 / 週
運行日:水・金・日
<西オーストラリア州政府観光局WEBサイト>
https://www.westernaustralia.com/jp/
<パース観光情報サイト「のんびり〜ばぶる!パース」>