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南三陸ワイナリーの地域を繋ぐ5年間の取り組みが、2024年度グッドデザイン賞において「グッドデザイン・ベスト 100」および「グッドフォーカス賞 [地域社会デザイン]」を受賞

ワイナリー事業を中心に、地域の課題と向き合い資源を活かし新たな活動を築いていくその実現力とビジョンが評価南三陸ワイナリー株式会社(宮城県南三陸町、代表取締役:佐々木道彦、以下「南三陸ワイナリー」)は、地域の新産業として、歴史/資源/新しい文化を紡ぎながら、持続可能で自立的な地域社会をつくるコミュニティを構築する取り組みが、2024年度グッドデザイン・ベスト100およびグッドフォーカス賞 を受賞しました。 ※グッドデザイン賞WEBサイト:https://www.g-mark.org/gallery/winners/23955?years=2024 南三陸ワイナリーは、ワインづくりをとおして、食産業と一体となった新たな南三陸ブランドを発信する地域拠点を目指して2020年10月にオープンしました。2011年に震災復旧/復興として建設され、復興を牽引した旧水産加工場の仮設プレハブ建築を、ワイナリーとして改築し継承しました。地域の新産業として、歴史/資源/新しい文化を紡ぎながら、持続可能で自立的な地域社会をつくるコミュニティの構築を目指して活動しています。 漁師と共同開発した海中熟成ワイン、食で地域をつなぐ「ピースオブ南三陸」や海から地域を体験する「志津川湾R&Bクルーズ」の事業立上げ、三陸をワインと食でつなぐ「ワインツーリズムさんりく」の開催、地域の技術でつくるプロダクト開発など、立上げから現在までの地域を繋ぐ一連の取り組みを、「一本のスパイラルするような線形プロセス」で途切れなく紡いできました。 ■「グッドデザイン・ベスト 100」および「グッドフォーカス賞 」 今回受賞した「グッドデザイン・ベスト100」は、2024年度にグッドデザイン賞を受賞した1,579件の対象の中から、明日を拓くデザイン、未来を示唆するデザインの100件として選出されました。また、「グッドフォーカス賞 」は、2024年度に選ばれたすべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で、地域社会の持続的発展や経済の活性化に特に寄与するデザインと認めるものとなります。 ■審査委員の評価コメント 東日本大震災の津波で壊滅した南三陸町漁港エリアの復興プロセスのデザイン。2017年に地域おこし協力隊によって南三陸ワインプロジェクトがスタートし、震災からの復興のシンボルとなった仮設プレハブ建築を2020年にワイナリーとして継承。さらに、耕作放棄地での葡萄栽培やクルーズイベントなどの観光イベントも展開してきた。ワイナリー事業を中心に、地域の課題と向き合い資源を活かし新たな活動を築いていくその実現力とビジョンに、極めて大きな評価を得た。プロセスを可視化した螺旋型のイメージが、多くの人々との出会いを生み出し、新たな螺旋が派生し、想像を超えるエピソードが生まれることを何よりも期待したい。 ■南三陸ワイナリー 代表取締役 佐々木道彦のコメント 南三陸ワイナリーは、おいしいワイン造りに取り組みながら、南三陸の魅力をワインをめぐる物語でつなぎ、町のみんなとマリアージュを生み出していく、味わいと賑わいの創造拠点を目指して活動を進めています。今回の受賞では、立上げからこれまでの取り組み・プロセスを評価いただけたことを大変嬉しく思います。これまでの取り組みを今後も継続し、その過程で多くの賑わいが生まれ続けること目指し、今後も活動を進めていきたいと思います。 ■デザイナー 一色ヒロタカ(irodori)+本間亮 (Grotesk)+勝邦義(KATSU STUDIO)+福島佳浩(Graph Studio) ■「里海里山ウィークス2024」および「海中熟成体験イベント」開催のご案内 東⽇本⼤震災後の⾃然と共⽣するまちづくりを模索する南三陸町で、2021年より始まった「里海里山ウィークス」は、『「観光」×「環境」で南三陸をアップ デートする』というビジョンのもと、⾥海⾥⼭とともに⽣きる南三陸の恵みを味わい、学び、楽しむ観光イベントです。今年の「里山里海ウィークス2024」は2024年11月3日(日)~10日(日)の8日間開催され、町内の持続可能なまちづくりに取り組む団体がコラボしながら、魅力的なツアー・イベントを開催します。 (里海里山ウィークスWEBサイト:https://umisatoyama.net/) 里海里山ウィークス2024開催中の11月10日(日)に南三陸ワイナリーでは「【漁船に乗って行こう!】 海中熟成ワイン体験イベント」を開催します。ワインを養殖用ネットにくくり付け、漁船に乗ってカキ養殖筏に吊り下げて海中に沈めます。南三陸町の生産者と参加者が一緒に作業・体験することで、南三陸町のファンづくりを進める活動を毎年開催しています。 ■南三陸ワイナリー公式WEBサイトhttps://www.msr-wine.com/

「陸前高田ワタミオーガニックランド」でぶどう収穫実施!来年3月にはオーガニックランド産ぶどう使用のワインが初出荷!

 ワタミ株式会社(東京都大田区、以下ワタミ)の子会社であるワタミオーガニックランド株式会社(岩手県陸前高田市、以下ワタミオーガニックランド)は、ぶどう栽培4年目を迎え、9月15日に収穫を行いました。  ワタミオーガニックランドではオープン当初(2021年4月)より、陸前高田市の復興を象徴とする事業として0(ゼロ)からワインをつくる取り組みを始めました(栽培面積:7,000 ㎡、苗数:約500 本)。ぶどうの生産(1次産業)、加工(2次産業)、販売(3次産業)まで融合した6次産業化を目指したワインづくりで、根域制限栽培(ポット栽培)という土が少なくても栽培可能な方法でぶどうを育てております。  さらに独自の取り組みとして、太陽光を農地(ぶどう畑)とその上部空間を活用した太陽光発電で共有する「ソーラーシェアリング」を行っております。これにより発電された再生可能エネルギーを園内で消費するだけでなく、ソーラーパネル自体がぶどうの生育を阻害する雨を防ぐ雨除けとして、ぶどうの生育環境を整える役割を果たしています。  今回の収穫では約160kgのぶどうが収穫されました。収穫されたぶどうは県内(大船渡市)にあるワイナリーに委託醸造し、3月にはワタミオーガニックランドのぶどうを使用したワインが初めて誕生する予定です。出来上がりましたワインは「0からワインをつくる会」の会員様にお届けいたします。  今後はぶどうの成長とともに出荷数を増やし、園内にて醸造(2次産業)を行う計画であり、ワタミモデル(再生可能エネルギーを利用した循環型6次産業モデル)の実現を目指すとともに、東日本大震災で被害が大きかった岩手県、並びに陸前高田市の復興に寄与してまいります。 「0からワインをつくる会」について ⇒  https://watami-organic.jp/blog/0-wine ■農業テーマパーク「陸前高田ワタミオーガニックランド」について  「陸前高田ワタミオーガニックランド」は有機・循環型社会をテーマにしたオーガニックテーマパークで、岩手県陸前高田市に2021年4月29日に開業しました。陸前高田市と連携しながら、約23ha(東京ドーム5個分)という広大な敷地に、農場、牧場、野外音楽堂、発電施設など、今後20年かけてさまざまな施設を増やしていく計画です。また農作物を生産して、それをもとに加工品を作り、販売までを手掛けることでワタミグループが推進する再生可能エネルギーを利用した循環型6次産業モデルを具現化していきます。 ■ワタミモデル(再生可能エネルギーを利用した循環型6次産業モデル)  ワタミグループは、持続可能な社会を実現していくために、ワタミモデルの普及を目指しています。ワタミモデルとは、再生可能エネルギーを使った循環型6次産業モデルのことです。  ワタミグループでは、1次産業としての有機農業、2次産業として食品工場、3次産業として外食事業・弁当宅配事業という6次産業モデルを運営しています。また、「RE100」を目指して再生可能エネルギーの活用や食品・容器包装品のリサイクルなどの循環型の取り組みにも積極的に取り組んできました。2021年4月には、ワタミモデルのコンパクトな具現化の場として岩手県陸前高田市にワタミオーガニックランドを開業し、陸前高田市を始め、すべてのステークホルダーと協力しながら被災地復興、地方創生も目指しています。 ■ワタミグループは創業40周年 ワタミグループは2024年5月に創業40周年を迎えました。これまで多くの皆さまに支えられ、40周年を迎えることができました。これまでの感謝を込めて「40周年ありがとうYEAR」と題して、国内外の外食事業や宅食事業などで、年間を通じて様々な特典や限定イベントなどのキャンペーンを展開してまいります。 ■ワタミ株式会社 【住   所】 東京都大田区羽田 1-1-3 【代表者名】 代表取締役会長 兼 社長 CEO 渡邉 美樹 【設    立】 1986 年 5 月 【事業内容】 国内外食事業、海外外食事業、宅食事業、農業、環境事業、人材サービス事業 【ホームページ URL】 http://www.watami.co.jp ■ワタミオーガニックランド株式会社 【住   所】  岩手県陸前高田市竹駒町相川158-5(陸前高田総合受付センター内) 【代表者名】 代表取締役 清水 邦晃 【設   ...
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