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大阪万博が100倍楽しくなる!アルザスワインのトリビア(第7弾) コピー

アルザスワインを大阪万博で体験しよう。ワイン産地として史上初めて、アルザスがフランスパビリオンに公式出展します。そこで、知っていると大阪万博をより楽しめる、アルザスワインのトリビアをお届け。今回はアルザスのテロワールと環境への取り組みを紹介します。 フランス初のビオディナミワイン産地、アルザス。 テロワール アルザスはヴォージュ山脈によって海の影響を受けにくく、フランスでもっとも降水量が少ない地域のひとつです。年間降雨量は500~600mmで、温暖で乾燥した半大陸性気候に属します。 ブドウ畑は標高200~400mのヴォージュの山麓に広がり、南~南東向きの斜面で十分な日照を確保。寒暖差の大きい気候がブドウの成熟をゆっくりと進め、複雑なアロマと爽やかな酸を備えたワインを生み出します。 地質の歴史は約1億5千万年前にさかのぼり、かつて海に覆われていた土地が隆起と陥没を繰り返し、多様な土壌を形成しました。花崗岩や石灰岩、粘土、頁岩、砂岩などがモザイク状に分布し、さらに断層によって細かく分かれています。この豊かなテロワールが、約15,500ヘクタールのブドウ畑に独自の個性と複雑性をもたらし、アルザスワインの多彩な表情を生み出しているのです。 ワイン造りの歴史 アルザスのブドウ栽培は、ゲルマンとローマの影響が交差する地で長い歴史を歩んできました。紀元1世紀にローマ人がブドウ栽培とワイン造りをもたらし、5~10世紀のメロヴィング朝やカロリング朝時代に盛んに消費されました。中世には160ヵ所でブドウが栽培され、アルザスワインはヨーロッパの主要なワインのひとつとして名をはせました。 16世紀に最盛期を迎えたものの、30年戦争で壊滅的な打撃を受け、ワイン産業は一時衰退。しかし、第一次世界大戦後に復興し、高品質なワイン造りへと舵を切りました。1945年以降は産地の保護と厳格な生産規定が整備され、現在ではアルザスワインを保護する53のAOCが存在します: 1962年に制定されたAOCアルザス(2011年よりコミュナルとリュー・ディを包含) 1975年の51のAOCアルザス・グラン・クリュ そして1976年のAOCクレマン・ダルザス オーガニックやビオディナミへの取り組み フランスにおけるビオディナミ農法の発展において、アルザスは先駆者的な役割を担ってきました。ビオディナミ農法の提唱者ルドルフ・シュタイナーが1924年にその概念を初めて公に発表すると、アルザスでは直ちにその実践が始まりました。そのため、ビオディナミの認証機関デメテールの本部や、シュタイナー教育で知られるシュタイナー学校のフランス最大校もアルザスにあります。 1970年、フランスで最初にブドウ栽培とワイン造りにビオディナミを取り入れたのは、ユージェーヌ・メイエーでした。 その後、1990年代の終わりにルーファック農業学校にオーガニックとビオディナミのコースが開設され、ビオディナミの第一人者であるフランソワ・ブーシェとポール・マッソンによるセミナーが開催されると、ビオディナミに切り替えるワイナリーが急増しました。 ビオディナミは、発酵や熟成に小樽を用いず、品種やテロワールの表現を主題とするアルザスワインのコンセプトに見事に合致。現在、アルザスのブドウ畑の35%がオーガニック認証、7.2%がビオディナミ認証を受けており、フランス国内でもオーガニック栽培の先進地域の一つであり、ビオディナミ栽培においては世界的なリーダーとなっています。。 !! Follow us and #DrinkAlsace with #AlsaceRocks!! Websites Alsace Rocksアルザスワインキャンペーン Alsace Winesアルザスワイン委員会 SNS InstagramFaceBookYouTubeX (Twitter)LinkedIn↓お問合せ↓ Foulques Aulagnon Export Marketing Manager info@kafeine.jp

大阪万博が100倍楽しくなる!アルザスワインのトリビア(第6弾)

アルザスワインを大阪万博で体験しよう。ワイン産地として史上初めて、アルザスがフランスパビリオンに公式出展します。今回は、フランスパビリオンで提供される新たなアルザスワインのリストをご紹介します。世界的トップソムリエたちが選定した素晴らしいワインが、2025年9月29日から10月13日まで提供されます。 今回登場するラインナップは以下の通りです。 ヘルフリッヒ(AOC クレマン・ダルザス、ブリュット、NV、白) ドメーヌ・ローラン・ヴォグト(AOC アルザス リースリング 2023、白) カーヴ・ド・テュルクハイム(AOC アルザス・グラン・クリュ「ブランド」 リースリング 2018、白) ファミーユ・ヒューゲル(AOC アルザス ゲヴュルツトラミネール 2022「クラシック」、白) アンドレ・エルハート(AOC アルザス ピノ・ノワール 2023、赤) ドメーヌ・アルベール・マン(AOC アルザス・グラン・クリュ「フルシュテントゥム」 ピノ・グリ 2020、白) そこで、大阪万博をより楽しめるアルザスワインのトリビアと、ソムリエお勧めのペアリングのコツをお届けします。今回はアルザスのスパークリングワイン、クレマン・ダルザス。 エレガントで多彩なスタイルのクレマン・ダルザス。 トラディショナル製法(瓶内二次発酵)で生産されるクレマン・ダルザスは、リンゴや洋梨などの白いフルーツや、桃、アプリコット、さらには柑橘類の風味があります。瓶内熟成が長いものだと、ドライフルーツや白い花、ブリオッシュの香りを感じることもあります。 多くのクレマンは、複数のブドウ品種をブレンドして造られています。代表的な使用品種には、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、ピノ・ノワール、オーセロワといったピノ系が中心ですが、リースリングも含まれ、場合によってはシャルドネが使われることもあります。 近年では、ピノ・ノワールのみを使用して造られるクレマン・ダルザス・ロゼの生産量も増えています。 歴史 アルザスでトラディショナル方式のスパークリングワインの生産が始まったのは、19世紀後期。アルザス・ロレーヌ地方がドイツの支配下にある時代でした。 1900年のパリ万博でシャンパーニュに感銘を受けたある生産者が、シャンパーニュ地方で2年間修業を積み、帰郷後に高品質なスパークリングワイン造りを始めました。その影響を受け、周囲のワイナリーも次々と続きました。 「クレマン」はフランス語で「クリーミーな」という意味。もともとはシャンパーニュの中でも、とびきりクリーミーな泡立ちのものを指す呼称でしたが、1990年以降は、シャンパーニュ以外の特定の原産地統制呼称のもとで造られるトラディショナル製法のスパークリングワインに用いられるようになりました。 現在、クレマンはフランス全土で8つの地域で造られていますが、その中でもクレマン・ダルザスが最も多く生産されています。フランス国内はもちろん、世界各地でもフランス人自身のお気に入りとなっています。 1976年にAOCクレマン・ダルザスとして正式に認定。 現在はアルザスワインの生産量の36%を占めています。 ワインペアリング 田崎真也氏(1995年世界最優秀ソムリエコンクール優勝) 白ブドウがメインのものが多いので、やさしい果実味と酸のバランスがとてもいいです。日本人のテイストに合うのではないでしょうか。 食前酒としても最適だと思います。シャンパーニュのような複雑でしっかりしたワインを食前酒にもってくると、あとに続くワインのセレクトが難しくなりますから。前菜の軽やかな味わいには、同じく軽やかな風味のクレマン・ダルザスがいいでしょう。 もちろん、食前酒としてだけでなく、食事をとおしても楽しめます。個性が強すぎず、懐の広い味わいなので、さまざまな料理に寄り添ってくれるでしょう !! Follow us and #DrinkAlsace with #AlsaceRocks!! Websites Alsace Rocksアルザスワインキャンペーン Alsace...

大阪万博が100倍楽しくなる!アルザスワインのトリビア(第5弾)

アルザスワインを大阪万博で体験しよう。ワイン産地として史上初めて、アルザスがフランスパビリオンに公式出展します。今回は、フランスパビリオンで提供される新たなアルザスワインのリストをご紹介します。世界的トップソムリエたちが選定した素晴らしいワインが、2025年9月15日から9月28日まで提供されます。 今回登場するラインナップは以下の通りです。 メゾン・ジャン・ユタール(AOC クレマン・ダルザス、ブリュット・ナチュール、NV「シャルドネ」、白) ドメーヌ・ロベール・ロット(AOC アルザス リースリング 2019、リュー・ディ「ミッテルブルク」、白) ドメーヌ・シュルンバジェ(AOC アルザス・グラン・クリュ「キッテルレ」 リースリング 2019、白) カーヴ・ド・ベブレンハイム(AOC アルザス・グラン・クリュ「フロイエン」 ゲヴュルツトラミネール 2019、白) ドメーヌ・ポール・ジャングランジェ(AOC アルザス ピノ・ノワール 2022、赤) シャルル・フレイ(AOC アルザス シルヴァネール 2023「アンタンポレル」、白) そこで、大阪万博をより楽しめるアルザスワインのトリビアと、ソムリエお勧めのペアリングのコツをお届けします。品種トリビア第五回は、その他の品種と、品種ブレンドについて。 多彩なワインと、歴史ある品種ブレンド。 アルザスでは、これまで紹介してきたリースリング、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・ノワールのほかに、ミュスカ、ピノ・ブラン、シルヴァネールがAOC格付け品種として栽培されています。 ミュスカは新鮮なブドウそのものの豊かな香りと、花のようなアロマが特長です。その甘い香りに対して、味わいはほとんどが辛口に仕上がっています。 ピノ・ブランは白桃や洋梨などの果実味に、花のニュアンスを伴い、繊細かつフルーティー。やわらかく控えめかつ爽やかでなめらかな味わいです・ シルヴァネールはフレッシュで軽快な果実味があり、柑橘類や白い花、摘んだばかりのハーブなどを彷彿とさせる香りがあります。 また、エデルツヴィッカーとジョンティいう2種類の品種ブレンドワインが主に作られています。 現在、アルザス全土で栽培されるブドウ品種の割合は、ピノ・ブランは26%、シルヴァネールは4%、ミュスカは3%です。 歴史 アルザスでは2種類のミュスカが栽培されています。16世紀に持ち込まれた「ア・プティ・グラン」または「ミュスカ・ダルザス」と呼ばれるミュスカと、19世紀半ばに持ち込まれた「ミュスカ・オットネル」で、通常ブレンドして用いられます。高貴品種としてグラン・クリュの許可品種のひとつでもあります。 ピノ・ブランはピノ・ノワールの突然変異種で、19世紀終わり頃にブルゴーニュで発見された品種です。 シルヴァネールの原産地はオーストリアであると言われています。またその語源によって、トランシルヴァニアが品種の発祥地であるとも考えられています。親しみやすいワインに用いられる品種として知られていましたが、近年は高品質化が進み、2024年にグラン・クリュ・ゾッツェンベルクで使用品種として許可されました。 ブレンドワインのひとつエーデルツヴィッカー(Edelは高貴、 Zwickerはブレンドの意味)は、品種や比率、製法に制約のないワインです。いっぽうジョンティは高貴品種であるリースリング、ミュスカ、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネールいずれかを最低でも50%使用し、残りはシルヴァネールやシャスラ、ピノ・ブランのいずれかを用いなければなりません。また、製法も、品種ごとの醸造を義務づけられています。ワインペアリング 田崎真也氏(1995年世界最優秀ソムリエコンクール優勝) 果実味が強すぎず、しっかりした味わいのシルヴァーナーは、レストランだけでなく家飲みでも重宝するワインだと思います。豚肉との相性がいいので、煮る、焼く、揚げる、どんな料理とも合います。とんかつを塩で試してみてください。また焼き鳥にもおすすめです。鳥の皮の脂の風味にも、シルヴァーナーのちょっとしたスパイシーさが合うでしょう。日本人のテイストに合うワインだと思います。 ブレンドワインは、ゲヴュルツトラミネールの強い個性とリースリングのフレッシュさが調和したり、それぞれの品種のバランスがとてもよいものが増えてきましたね。そのぶん、幅広い料理に合わせやすいので、さまざまな楽しみ方ができると思います。 !! Follow us and #DrinkAlsace with #AlsaceRocks!! Websites Alsace...

大阪万博が100倍楽しくなる!アルザスワインのトリビア(第4弾)

アルザスワインを大阪万博で体験しよう。ワイン産地として史上初めて、アルザスがフランスパビリオンに公式出展します。今回は、フランスパビリオンで提供される新たなアルザスワインのリストをご紹介します。世界的トップソムリエたちが選定した素晴らしいワインが、2025年9月1日から9月14日まで提供されます。 今回登場するラインナップは以下の通りです。 ドメーヌ・ジェラール・メッツ(クレマン・ダルザス ブリュット NV) ドメーヌ・ヴァンサン・フライト(AOC アルザス・リースリング 2018 リューディ「スティンウェッグ」 白) ドメーヌ・ウルスト(AOC アルザス グラン・クリュ ブラント リースリング 2020 「ヴィエイユ・ヴィーニュ」 白) ドメーヌ・アキレ(AOC アルザス ゲヴュルツトラミネール 2020–2021 「エスペリデ」 オレンジ) ドメーヌ・セリーヌ・メッツ(AOC アルザス ピノ・ノワール 2022 「ヴィエイユ・ヴィーニュ」 赤) ドメーヌ・ヘリング(AOC...

大阪・関西万博イタリアパビリオン併設 公式カフェ&バー プロセッコ飲み放題イベントを期間限定開催決定!

~きらめく泡とともに、イタリアの美食文化をお楽しみください~一般社団法人 国際カフェテイスティング協会ー日本支部(東京都港区、以下「IIACJ」)は、大阪・関西万博イタリアパビリオンの敷地内の公式カフェ&ジェラート店「Caffe’&Gelato Italia by IIACJ(カフェ&ジェラートイタリア by IIACJ)」にてプロセッコ飲み放題イベントを8月24日(土)〜31日(土)の期間限定で開催します。 きらめく泡と爽やかな果実味で世界中のワインラバーを魅了する、イタリア・ヴェネト州生まれのスパークリングワイン「プロセッコ」。その魅力を存分に味わえる飲み放題イベントです。ラインアップは「トレゼッラ」「イキ スプマンテ・ブリュット」をはじめとする厳選3種類。上質な泡とともに、夏の夕暮れを華やかに彩るひとときをお楽しみください。 ●開催概要 日程:2025年8月24日(土)〜8月31日(土) 時間:17:00〜20:30 (最終受付 19:30 / ラストオーダー 20:30) 内容:プロセッコ飲み放題(1時間)……5,000円      つまみセット………………………… 700円(オプション) 提供プロセッコ: 「トレゼッラ」「イキ スプマンテ・ブリュット」ほか3種類 ※混雑緩和のため、参加チケットの前売りを実施 ※混雑の場合は、人数制限などを行う可能性があります。 プロセッコとは ・イタリア北部ヴェネト州を中心に造られる伝統的なスパークリングワインで、 「プロセッコ村」の名に由来し、古代ローマ時代から愛されてきた長い歴史を持ちます。 ・主に「グレーラ種」という白ブドウを使用し、爽やかで軽やかな味わいが特徴です。  また、シャルマ方式(二次発酵をタンクで行う製法)で造られ、フレッシュな香りと泡立ちが特徴です。 ・味わい・香りは、青リンゴや洋梨、白桃を思わせるフルーティーで華やかさを感じることができます。  軽快で親しみやすく、食前酒はもちろん食中酒にも合わせやすく、イタリア国内外のバールやレストランで、 「日常の泡」として幅広く親しまれている。

大阪万博が100倍楽しくなる!アルザスワインのトリビア(第3弾)

アルザスワインを大阪万博で体験しよう。ワイン産地として史上初めて、アルザスがフランスパビリオンに公式出展します。今回は、フランスパビリオンで提供される新たなアルザスワインのリストをご紹介します。世界的トップソムリエたちが選定した素晴らしいワインが、2025年8月18日から8月31日まで提供されます。 今回登場するラインナップは以下の通りです。 ラ・トゥール・デュ・リーヴル(AOC クレマン・ダルザス ブリュット NV 白) ドメーヌ・ショーンハイツ(AOC アルザス・リースリング 2021 リューディ “リンゼンベルグ” 白) メイエ・フォンネ(AOC アルザス グラン・クリュ ヴィネック=シュロスベルグ リースリング 2021 白) ドメーヌ・ボット=ガイル(AOC アルザス ゲヴュルツトラミネール 2019 “レ・ゼレマン” 白) ベステーム(AOC アルザス ピノ・ノワール 2022...

大阪万博が100倍楽しくなる!アルザスワインのトリビア(第2弾)

アルザスワインを大阪万博で体験しよう。ワイン産地として史上初めて、アルザスがフランスパビリオンに公式出展します。今回は、フランスパビリオンで提供される新たなアルザスワインのリストをご紹介します。世界的トップソムリエたちが選定した素晴らしいワインが、2025年8月4日から8月17日まで提供されます。 今回登場するラインナップは以下の通りです。 ドップ・オ・ムーラン、AOCクレマン・ダルザス、ピノ・ブラン、キュヴェ・ジュリアン、NV、白 ドメーヌ・ヴァインバック、AOCアルザス、リースリング、テオ、2022年、白 ドメーヌ・キレンブール、AOCアルザス・グラン・クリュ、リースリング、リースリング・グラン・クリュ・シュロスベルグ2019、2020年、白 レオン・ベイエール・ヴァン・ファン・ダルザス、AOCアルザス、ゲヴュルツトラミネール、2021年、白 ドメーヌ・エティエンヌ・シモニス、AOCアルザス、ピノ・ノワール、2023年、赤 ラ・カーヴ・デ・ヴィニュロン・ド・プファッフェンハイム、AOCアルザス、アッサンブラージュ、プファフ・ブラックタイ・アルザス2023、2023年、白 そこで、大阪万博をより楽しめるアルザスワインのトリビアと、ソムリエお勧めのペアリングのコツをお届けします。品種トリビア第二回はピノ・グリです。 ふくよかで複雑な風味のピノ・グリ ピノ・グリはリッチでコクがあり、スモーキーなニュアンスのあるブドウ品種です。ドライフルーツやアプリコット、ハチミツ、蜜蝋、パン・デピスなどの甘い香りも豊かです。下草のようなアロマや、フレッシュな香りもあります。 この品種は、イタリアをはじめ、国や産地によっては“ピノ・グリージョ”と呼ばれ、軽快な辛口ワインとして知られていますが、アルザスのピノ・グリは、豊かなボディのあるスタイルが特長です。 現在、アルザス全土で栽培されるブドウ品種の15%を占めています。 歴史 ピノ・グリはフランスのブルゴーニュが原産の品種。ピノ・ノワールの突然変異として生まれた品種で、白ブドウですが果皮はうすいピンク色をしています。 言い伝えによると、このブドウは1565年頃ハプスブルク家に仕えたラザール・ド・シュヴァンディ男爵が、トルコとの戦いの後にハンガリーのトカイ村からブドウの苗木を持ち帰って植えたと言われています。当時、トカイワインはヨーロッパでとても評価の高いワインだったので、それを自分の領土でも造ろうと考えたのでしょう。 この品種は当初「Grauer Tokayer」(ドイツ語で灰色のトカイの意味)の名で呼ばれていました。そしてその後、トカイ・グリ、トカイ・ダルザス、トカイ・ピノ・グリと名称が次々と変化してゆきます。その間、研究によって、男爵が持ち帰った品種はトカイワインのものではなく、実はブルゴーニュ原産のピノ・グリだと判明。2007年にEU法でブドウ品種に他産地の名称の使用が禁止されると、ピノ・グリの名前で定着しました。 ワインペアリング セルジュ・デュブス氏(1989年世界最優秀ソムリエコンクール優勝) アルザスのピノ・グリは、フレッシュで骨格のしっかりしたタイプと、複雑でボディ豊かなタイプまで幅広いスタイルがあります。前者なら、和食のような、食材の繊細な風味を生かした料理に、後者なら、キノコをふんだんに使ったり、白身の肉など、しっかりした料理にも合うでしょう。 森覚氏(2008年全日本最優秀ソムリエコンクール優勝、2009年アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール優勝) 果実味が柔らかく、グラがあり、ミッドパレットから余韻にかけて伸びる酸味もしっかりしているワイン。グラがあるので、秋冬の食材の、香りが豊かなものや。少し脂肪分が多いもの、ボリューム感のある料理におすすめです。 !! Follow us and #AlsaceRocks #DrinkAlsace !! Websites Alsace Rocksアルザスワインキャンペーン Alsace Winesアルザスワイン委員会 SNS InstagramFaceBookYoutubeX (Twitter)X (Twitter) ↓お問合せ↓ Foulques Aulagnon Export Marketing Manager info@kafeine.jp

大阪万博が100倍楽しくなる!アルザスワインのトリビア(第1弾)

アルザスワインを大阪万博で体験しよう。ワイン産地として史上初めて、アルザスがフランスパビリオンに公式出展します。そこで、大阪万博をより楽しめるアルザスワインのトリビアと、ソムリエお勧めのペアリングのコツをお届けします。品種トリビア第一回はリースリング。 気品あるリースリングワイン アルザスの顔ともいえるブドウ品種のひとつがリースリングです。 洋梨や桃などの気品ある果実味や、フレッシュな酸味、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類、白い花やアニスやクミンなどのスパイスの風味が調和した優雅な味わいが特長です。 グラン・クリュやすぐれた区画では、土壌由来のミネラル(火打ち石、ペトロール)のニュアンスも感じられます。 現在、アルザス全土で栽培されるブドウ品種の23%、およびアルザス産スティルワイン全体の31%を占めています。 歴史 リースリングはドイツに続くライン川流域を代表高級品種。原産地はライン渓谷とされますが、古代ローマの「Argitis minor」を祖先とする説もあります。ブドウ品種学者ストルツによれば、リースリングの栽培は9世紀、ドイツのラインガウ地方で始まったとされます。843年のヴェルダン条約(*)締結の翌日、ルートヴィヒ2世がライン川沿いにジャンティ・アロマティックと呼ばれていたブドウ品種の植苗を命じ、後にそのブドウが「リースリング」と呼ばれるようになりました。アルザスでの本格的な栽培は15世紀後半からで、16世紀後半に広まり、1960年代以降に主要品種の地位を確立しました。   *フランク王国が解体され、現在のフランス、ドイツ、イタリアの原型が形成された。 ワインペアリング 森覚氏(2008年全日本最優秀ソムリエコンクール優勝、2009年アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール優勝) アルザスのリースリングは、キレイな酸味がワイン全体をまとめていてここちよいので、シーズンを通して料理に合わせられるオールマイティーな懐の深さがあります。とくに、春や夏に楽しめる軽やかな料理には、リースリングのフレッシュな酸味がよく合うでしょう。秋冬の少しこっくりした味わいの料理には、少しペトロル香(*)が加わって複雑さを増したリースリングがおすすめです。 *熟成が進むと現れる特徴的な香りで、火打石や灯油のようなニュアンスを指す。この香りは、ブドウに含まれる「TDN(1,1,6-トリメチル-1,2-ジヒドロナフタレン)」という化合物によるもの。とくに日照量の多い畑や、長期熟成したリースリングに強く感じられる。 グザヴィエ・チュイザ氏(2022年フランス最優秀ソムリエコンクール優勝、2022 MOF受賞) アルザスのリースリングは、繊細かつ芯の強さがあり、長期熟成にも向く素晴らしいワインです。ピュアで透明感がある点が、日本酒に似ていると思います。ですから、日本酒が合う料理なら、間違いなくペアリングを楽しめることでしょう! あらゆる魚介類や、白身の肉、またシェーブルのチーズなどはとくにおすすめです。 !! Follow us and #AlsaceRocks #DrinkAlsace !! Websites Alsace Rocksアルザスワインキャンペーン Alsace Winesアルザスワイン委員会 SNS InstagramFaceBookYoutubeX (Twitter)LinkedIn↓お問合せ↓ Foulques Aulagnon Export Marketing Manager info@kafeine.jp

お出かけにぴったりの季節!ワインについて調査しました!【1000人アンケート】

万博でもワインが楽しめる!4月13日に開幕し、連日多くの来場者が訪れている大阪万博。海外パビリオンに併設したレストランでは、各国の美味しい食事やお酒を楽しむことができます。特に、ワインが好きな方におすすめなのがハンガリーパビリオンの「ミシュカ キッチン&バー」です。ハンガリーの伝統料理と美味しいワインが楽しめるのだそうですよ。他にも、モナコ公国のモナコパビリオンには館内にワインバーがあり、ワインの世界に浸りながら他では味わえない時間が味わえるのだそうです。ワイン好きの方にはたまらないですね。 ナビットは、全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「ワインについて」アンケートを実施しました。 【調査概要】・調査期間:2025年5月・調査機関:株式会社ナビット・調査対象:20代~80代の男女・有効回答数:1000人・調査方法:Webアンケート ワインを飲む頻度は、「半年に1回ほど」が最多【調査】質問:どれくらいの頻度でワインを飲みますか?(対象:1,000名) 「どれくらいの頻度でワインを飲みますか?」という質問については、「半年に1回ほど」が13.5%、「(年に1回)それ以下」が12.7%、「月1回ほど」が12.2%という順になりました。ワインを飲む頻度はそれほど多くない方ばかりのようですね。 ワインを飲む場所は、「自宅」が最多【調査】質問:どこでワインを飲むことが1番多いですか?(対象:1,000名) 「どこでワインを飲むことが1番多いですか?」という質問については、「自宅」が41.0%、「レストラン」が10.1%、「居酒屋」が3.1%という順になりました。家で飲んでいる方が多いようですね。 飲むワインの種類は、「赤ワイン」「白ワイン」が人気【調査】質問:飲むワインの種類は何ですか?(複数回答可)(対象:1,000名)※回答数:1,564 「飲むワインの種類は何ですか?」という質問を複数回答可で行ったところ、「赤ワイン」が395人、「白ワイン」が362人、「ロゼワイン」が158人という順になりました。定番の赤ワインや白ワインが人気のようです。 ワインを購入する際、最重視するポイントは「味」【調査】質問:ワインを購入する際、最も重視しているポイントは何ですか?(対象:1,000名) 「ワインを購入する際、最も重視しているポイントは何ですか?」という質問については、「味」が26.7%、「価格」が15.5%、「種類」が2.3%という順になりました。味を最も重視する方が多いようです。 ワインを飲まない理由は?今回は、「ワインを飲まない理由がありましたら、教えてください。」というアンケートをフリー回答で実施いたしました。原文を一部ピックアップしてみます。 「美味しいワインを飲みたいと思ったら高いなぁと思う。」 「昔は飲んだが、今はアルコール類を飲みたくなくなってしまった。」 「次の日に残りやすかったり、悪酔いをするため、勧められた時だけ飲みます。」 「アルコールが苦手だから」「味が好みではないから」という回答が目立ちました。また、ピックアップした回答のように、若い頃は飲んでいたが、年齢と共に飲むのをやめたという方も複数いらっしゃいました。 実は、ワインには栄養がたっぷり含まれている!?今回のアンケート結果を見ると、4割近くの方はワインを飲まないようですが、ワインにはたくさん栄養が入っていることを知っていましたか? アントシアニンやタンニン、カテキンなど、さまざまなポリフェノールが含まれており、肌荒れやしみ、動脈硬化やがんなどの生活習慣病の原因になる活性酸素を消し去ってくれる抗酸化作用があります。また、ポリフェノールの一種であるレスベラトロールには、老化防止、美肌効果、悪玉コレステロールを低下させる働きや動脈硬化の予防などの効果が期待できるようです。 他にも、緑茶に含まれていることで有名なカテキンが、ワインにも含まれています。強い抗酸化作用があり、がんの予防や、血糖値の上昇を抑える、高血圧を予防・改善するなどの効果が期待できるそうですよ。 「お酒が苦手・・・」という方も、料理に取り入れるなどしてみるのはいかがでしょうか。 「1000人アンケート」とは「1000人アンケート」は、回答モニター付きのアンケートサービスです。回答モニターは主婦を中心とした全国63,400人のうちの1000人がアンケートにお答えします。カード決済のWebサービスですので、24時間365日稼働しており、ビジネスのスピード感を阻害しません。プリセットを使ったアシスト機能で始めての方でも簡単にアンケートが始められます。 1000人アンケートの特長1.アシスト機能を使って設問を自分で編集 2. 全国63,400人の主婦層(20代~)が最短2日で回答 3. データレポートやテキストマイニングも対応(オプション) 4. カード決済なのでいつでもアンケート実施が可能 1000人アンケート価格表ナビットの「1000人アンケート」是非ご利用ください!★「1000人アンケート」詳細はこちら★ https://survey.navit-research.jp/ ★「1000人アンケート」お申し込みはこちら★ https://survey.navit-research.jp/welcome/sign_up 【会社概要】 ■会社名 株式会社ナビット ■代表者 代表取締役 福井泰代 ■設 立 2001年1月 ■所在地 東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア8F ■TEL 03-5215-5713 ■FAX 03-5215-5702 ■URL https://www.navit-j.com/ ■E-Mail webmaster@navit-j.com 【本リリースの引用・転載時のお願い】 ・事前に株式会社ナビット 広報担当まで連絡頂けますようお願い申し上げます。 ・クレジットと出典元のリンクを明記していただきますようお願い申し上げます。 <例>「株式会社ナビット(データ活用なう)が実施した調査結果によると… <リンク先>https://www.navit-j.com/media/?p=105430

【イベントレポート】「カラダも心も喜ぶ、夏のカナダフードの恵みを体験できるイベント」大阪・関西万博 カナダパビリオンにて開催!

カナダ人シェフによる、カナダ食材9種を使用したコース料理のレシピも公開2025年6月11日、カナダ農務・農産食品省(AAFC)および在日カナダ大使館は、大阪・関西万博のカナダパビリオンにて、「夏のカナダフードの恵みを体験」イベントを開催いたしました。 本イベントは、「健康」「おいしさ」「楽しさ」をテーマに、カナダが誇る良質な食材と食文化に触れていただく機会として企画され、来場者の方々に大変ご好評をいただきました。 ■ 第一部:「メープルシロップクイズ大会」カナダをもっと身近に カナダパビリオンのステージでは、カナダを代表する食材「メープルシロップ」にまつわるクイズ大会を実施。100名を超える参加者が、メープルシロップの種類や等級に関する三択クイズに挑戦しました。 なかでも、3種の甘味料から本物のメープルシロップを見抜く「テイスティングクイズ」では、会場が一体となって大きな盛り上がりを見せました。正解者には、カナダ特製バッジが贈られ、また参加者全員に、カナダ産の大麦を使用した麦茶とカナダ人シェフ手作りのメープルクッキーが振る舞われました。 ■ 第二部:カナダ産食材を活かしたコース料理とワインのマリアージュを提供続いて、パビリオン内のカンファレンスルームでは、カナダ人シェフによる9種類のカナダ産食材(メープルシロップ、ビーフ、ポーク、ロブスター、ブルーベリー、はちみつ、パプリカ、トマト、カノーラ)を使用したスペシャルコース料理が振る舞われました。 料理は、味や見た目の美しさだけでなく、各食材の特長や産地についての解説とともに提供され、参加者は五感で「カナダの食の豊かさ」を体験。カナダ産ワインやアイスワインとのマリアージュも堪能していただきました。このイベントを通じて、より多くの方にカナダ産食材の魅力を知っていただくとともに、日々の食卓での取り入れ方を発見いただく機会となりました。今後も引き続き、カナダの安心・安全でサステナブルな食文化を広く発信してまいります。 カナダを代表する料理人「フィル・キャメロン」シェフオタワ出身のキャメロン氏は、料理オリンピックでの受賞歴を持ち、ドバイ万博やパリ五輪でもカナダ料理を世界に発信してきた実力派シェフです。現在はオタワ料理連盟の会長として、若手シェフの育成や地域社会への貢献にも尽力しています。 イベントの様子の写真■カナダパビリオンツアー ■第一部「メープルシロップ大会」 ■第二部「カナダ食材のコース料理とワインのマリアージュ」 - スピアヘッド クローン95 シャルドネ 2022(白) スピアヘッド ワイナリーは、2024年ナショナル・ワイン・アワード・オブ・カナダにて「最優秀ワイナリー」と「最優秀小規模ワイナリー」の二冠を史上初めて達成し、大きな注目を集めています。ナラマタベンチ産クローン95を使用したシャルドネは、パイナップルや洋ナシの果実味にアーモンドやバニラの風味が重なり、クリーミーな口当たりが魅力です。 - ストラタス カベルネ・フラン2019(赤) ストラタス・ヴィンヤードの個性を象徴するカベルネ・フランは、ブレンドにも単一品種にも欠かせない中核的存在です。 2019年ヴィンテージは、カシスやスミレの芳醇な香りに白コショウや樽のニュアンスが重なり、濃厚で熟成による進化も期待されています。 ■デザートと垂直試飲(同じワイナリーのワインを収穫時期によって変わる味を試飲)- REIF ESTATE WINERYについて 300年の歴史を持つドイツのワイン造りの伝統を受け継ぎ、現オーナーはガイゼンハイムで醸造学を学んだ後、カナダでワイナリーを創業。ヴィティス・ヴィニフェラをナイアガラに初めて植えたパイオニアとして知られ、150以上の国際的な賞を受賞するなど、オンタリオ州ワイン産業の発展に大きく貢献しているワイナリー。 輸入元:HEAVENLY VINES(https://heavenlyvines.com/) 輸入元:株式会社イレブンインターナショナル(https://11-international.com/) カナダのおいしい四季を食べよう!日本の国土の約26倍の雄大な自然と世界一長い海岸線を誇るカナダ。カナダのおいしい四季を食べよう!カナダと聞いて最初に思い浮かぶのは、メープルシロップはもちろん、ナイアガラの滝や、美しい雪景色などその雄大な自然かもしれません。事実、カナダは海岸線の長さや湖の数では世界一位※、国土面積では世界二位※を誇るなど、豊かな自然に恵まれた国です。 ※2023年2月時点 カナダ観光局公式ウェブサイトより 豊かな自然を背景にした、おいしさあふれるカナダフードは、高い品質はもちろんのこと、サステナブルな取り組みも、日常の食生活に積極的に取り入れたい健康食として注目を集めています。 また日本のように一年を通して美しい四季がみられる国でもあります。そんなカナダでは旬の食材を通して、四季折々を楽しんでいることをご存じですか? ロブスター、数の子、カレイ、カニ等のシーフード、牛肉、豚肉等の畜産物、ブルーベリーやクランベリー等のフルーツ、ワインやウィスキーなどのアルコール等、メープルシロップ以外にも、日本でもお馴染みの食材がたくさんあります。 日々の生活を豊かに、健康にするカナダフード。自然豊かなカナダで丹精込めてつくられた旬の食材をお届けします。 カナダの美味しい「夏」を食べよう!夏のカナダフェア概要■キャンペーン名:カナダの美味しい夏を食べよう!夏のカナダフェア ■キャンペーンページ: https://event.rakuten.co.jp/area/global/canada/ ■公式ウェブサイト:https://jp.tastecanadianfood.ca/ ■開催期間:2025 年6月2日10:00~ 2025年7月1日09:59 ■主催:カナダ農務・農産食品省、在日カナダ大使館
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