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わいんびと、日本の国民食と日本ワインの相性を紐解く、国民食シリーズ第4弾「餃子と日本ワイン」でペアリングの新提案

多様な餃子の味わいに寄り添う日本ワイン選びに便利なペアリングガイドを発信国民食シリーズの目的LASTSHIPは、「わいんびと」を通じて日本各地の日本ワインの造り手と飲み手が繋がる場を提供しています。国民食シリーズは、日本の国民食と日本ワインの相性をわいんびと監修ソムリエが紐解いて日本ワインの楽しみ方を提案し、日本の食文化をより魅力的なものにしていこうという取り組みです。国民食を扱う料飲店の方、ご家庭や外食で国民食とともにワインを楽しまれる方、日本ワインならではの体験をされたい方に、身近な日本の国民食と日本ワインの相性の良さを体験していただき、日本ワインならではのワイン文化を推進していきます。 ご参考)国民食シリーズ第1弾「焼鳥と日本ワイン」https://nihonwine.net/collections/yakitori ご参考)国民食シリーズ第2弾「鍋料理と日本ワイン」https://nihonwine.net/collections/nabe ご参考)国民食シリーズ第3弾「寿司と日本ワイン」https://nihonwine.net/collections/sushi 第4弾は「餃子と日本ワイン」本リリースでは、わいんびとが提案する国民食シリーズ第4弾として、日本の代表的な国民食「餃子」と日本ワインの相性を紐解いて、最適なワインを選ぶヒントを紹介しています。餃子の味わいは具材や調理法、つけダレ、トッピングなどの組み合わせによって無限のバリエーションを持ちます。そこで、餃子と日本ワインの相性を最もシンプルに考察するため、以下の視点で紐解いてみました。 日本の国民食と日本ワインの相性を紐解く、国民食シリーズ第4弾「餃子と日本ワイン」 https://nihonwine.net/collections/gyoza 餃子と日本ワインの相性を紐解く視点今回の「餃子と日本ワイン」の相性を紐解くにあたり、最も広く親しまれている典型的な餃子の風味に合わせたワインの相性を検証し、多くのワイン愛好家に楽しんでいただける内容に仕上げました。餃子の具材はベーシックな「豚ひき肉、キャベツ、ニラ」を基準としています。 視点1. ニンニクの有無で変わる相性刺激の強いニンニクとの相性を考える際、ワインの持つ果実味の強弱が重要になります。 ニンニクあり:ニンニクの刺激を和らげつつ味の調和を取るために、樽熟成をした凝縮感のあるワインや、厚みのある果実味をもったワインの方がニンニクの辛味を和らげてくれます。 ニンニクなし:よりニュートラルな味わいのワインの方がバランスが取れます。日本ワインの繊細な味わいが、野菜の自然な甘みや豚肉のコクを引き立ててくれます。 視点2. 調理方法で変わる相性焼き餃子:香ばしさが増すため、酸味と果実味がしっかりとしたワインが好ましいです。 水餃子:シンプルで繊細な風味を楽しむため、ニュートラルな味わいのワインが適しています。 蒸し餃子:焼き餃子よりもマイルドなので、軽快でフレッシュな味わいのワインが合います。 視点3. つけダレの違いで変わる相性酢醤油:酢の酸味が強くなるため、酸味が主張しすぎない果実味豊かなワインがベストです。 ラー油入り:スパイシーさを抑えつつも、豚肉のコクを引き立てる樽熟成したボリュームのあるワインが良いです。 ポン酢:ポン酢の酸味と甘みとバランスを取るには、ワインにもある程度の旨みが必要になります。この場合、昆布ポン酢など、つけダレにも旨み成分が含まれている方がより馴染みやすいです。 視点4. トッピングで変わる相性餃子にトッピングする場合、それぞれの独特な香味に合わせたワイン選びが重要です。 柚子胡椒: 爽やかな柚子の香りと辛味が加わるため、柑橘系の香りをもつワインが良いです。 大葉: 独特の香りをもつ大葉には、同じくハーブ系の香りを持つワインが最適です。 生姜: 生姜のスパイシーで爽やかな風味には、フレッシュで酸味がしっかりとしたワインが良いです。 ワインのタイプ別にみる、おすすめの日本ワイン香味の強い餃子には、甲州やシャルドネのようなニュートラルな味わいの日本ワインが比較的相性が良いです。これは、餃子特有の香味に対して、酸味や果実味などの強弱でバランスを取りやすいためです。ニュートラルな味わいは、餃子の風味を引き立てる一方で、クリーンなフィニッシュを提供するため、様々なバリエーションの餃子と合わせやすいのです。ワイン選びの際は、酸味が最も重要です。餃子の油分や豚肉のコクに対して、酸味があるワインが口の中をリフレッシュさせ、食欲を増進させます。また、餃子の野菜成分やニラの香りには、ハーブや柑橘系の爽やかなアロマを持つワインが相性が良いでしょう。さらに、豚肉のジューシーな旨味を引き立てるために、豊かな果実味を持つ旨味系のワインも相性が良いと考えられます。 1. スパークリングワインスパークリングワインは、炭酸による清涼感と酸味が特徴で、餃子の脂や旨味をリフレッシュさせ、食べ進めやすくなります。特に焼き餃子との相性が抜群です。 相性の良い餃子:ニンニク あり、なし 調理方法 焼き餃子つけダレ 酢醤油、ラー油入りトッピング 生姜 おすすめの日本ワイン: 下北ワインKanon Sparkling / サンマモルワイナリー(青森県)商品URL:https://nihonwine.net/products/sunmamoru-shimokita-kanonsparkling 青森県むつ市の自社圃場のライヒェンシュタイナーを100%使用し、シャンパーニュ方式で醸造したスパークリングワインです。シャルドネに近いニュートラルで青りんごのような爽やかな味わいと、きめ細かく溶け込んだ繊細で柔らかな泡立ちが特徴です。しっかりした酸味が焼き餃子の香ばしさに調和します。 小豆シャン(Azu Cham) / 224WINERY(香川県) 商品URL:https://nihonwine.net/products/shodoshima-224-azucham 香川県の小豆島で醸造された小豆シャンは、葡萄の糖度が高く、ベースワインが完成した後、補糖なしで二次発酵へと進んだ重厚感のある本格派の味わいが魅力です。約半年の熟成期間を経てデゴルジュマン(澱引き)を行い、門出のリキュールも添加しないブリュット・ナチュールです。デラウェアの魅力が全面に出た、甘くスモーキーでややビターなフィニッシュは、様々なバリエーションの餃子の味わいに振り回されることなく下支えしてくれます。 2. 白ワイン白ワインは、酸味の強弱がポイントで、餃子の油っぽさや香味野菜との相性が良いです。日本の白ワインを代表する甲州は、酸味が強すぎない旨味のあるタイプを意識して選ぶと良いです。醸し発酵をした白ワイン(オレンジワイン)もおすすめです。 相性の良い餃子:ニンニク あり、なし 調理方法 水餃子、蒸し餃子つけダレ 酢醤油、ポン酢トッピング 柚子胡椒、大葉 おすすめの日本ワイン: 勝沼甲州シュールリー / 麻屋葡萄酒(山梨県)商品URL:https://nihonwine.net/products/asaya-surlie 旨み系甲州ワインの代表格。勝沼町産の甲州種を100%使用し低温にて発酵後、約4カ月のシュールリー熟成をした旨みたっぷりな白ワイン。柚子やカボスなどの和柑橘を想わせる香りと葡萄本来の酸と旨味が調和した味わい深い辛口白ワインで、ニンニクありの香味の強い餃子にも馴染みます。 山のブラン / 大迫佐藤葡萄園(岩手県) 商品URL:https://nihonwine.net/products/satou-yamanoblanc 自社圃場のソーヴィニヨンブラン60%、リースリングリオン40%のブレンド。リースリングリオンは、リースリングと甲州三尺の交配品種で、岩手を代表する白ワイン品種です。リンゴや洋梨を想わせる香りと味わい、爽やかな口当たりから続く微かな甘みをほろ苦さが引き締める辛口ワインで、様々なトッピングにも対応できますが、ニンニクなしの方が馴染みやすいでしょう。 3. 赤ワイン赤ワインと餃子とのマリアージュは慎重に選ぶ必要があります。餃子自体は比較的軽い料理であるため、タンニンが重すぎないライト~ミディアムボディの赤ワインが良いです。酢を使う際は、黒酢やバルサミコ酢を使うと馴染みやすくなります。 相性の良い餃子:ニンニク あり 調理方法 焼き餃子つけダレ 酢醤油 ※酢の種類もポイントトッピング なし おすすめの日本ワイン:マスカット・ベーリーA 樽熟成 / ART...
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