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古民家

酒の造り手・移住者3人と淡路島の料理人が挑んだ、淡路島テロワールの真髄──古民家「海里」で開かれた特別な食の饗宴

移住者の造り手3人と料理人が集い、淡路島の恵みを一皿と一杯で表現した特別な饗宴昔ながらの原風景が残る淡路島内陸部。その穏やかな景色の中に佇む、古民家を改装した料理店「海里」。こだわり抜かれた地元食材、器、空間ー一品一品丁寧に仕上げられた料理を味わいながら、目の前に広がる景色とともに、まるで時を超える旅へと誘われる場所です。 店主・岡野満が目指すのは、料理・空間・景観、そのすべてに淡路島の“いいもの”を集めた究極の体験。旬の地元食材はもちろん、陶器やガラスの器、地元産のドリンク、店内を彩る装飾、そして空間に漂う香りに至るまで、すべてが淡路島産。そのこだわりは、単なる地産地消にとどまらず、淡路島という土地の美しさと力強さを五感で感じてもらうための演出でもあります。 そんな「海里」を舞台に先日、淡路島にこだわり、淡路島の食材で酒造りに挑む生産者たちとともに、料理と淡路島産の酒をマリアージュしながら語り合う、なんとも贅沢な企画が催されました。 今回集まったのは、3名の造り手たち。淡路市で「Domaine KAORU(ドメーヌ・カオル)株式会社」を経営する水口薫さん。耕作放棄地を一人で開墾し、ぶどう畑へと再生して7年目。現在は委託醸造ながら、2027年には100%淡路島産ぶどうによるワインを造る、地域密着型ワイナリーの設立を目指しています。 同じく淡路市で、(周囲の方々の協力を得ながらも)たった一人でぶどう栽培に取り組む吉井千恵子さん。栽培から醸造までを自身の手で行い、淡路島の自然の恵みを凝縮した自然派ワインを造ることを目標にしています。そして南あわじ市で、奥様と二人でクラフトビール醸造所「NAMI NO OTO BREWING」を営む河野充晃さん。「淡路島の食材を活かすビール」をテーマに、小規模ながらも個性あふれるビール造りを続けています。 実はこの3名、全員が移住者。水口さんは神戸、吉井さんは埼玉、河野さんは大阪出身。愛する淡路島で、それぞれの表現方法で島の魅力を形にしている、実に魅力的な人たちです。 最初の一品は、蕪のすり流し。中にはマナガツオの自家製味噌漬けを焼いたものを忍ばせ、ポップコーンのように揚げた古代米と柚子を添えています。 この料理に合わせたのは、水口さんのワイン「島薫る Blanc 2025 ―デラウェア・ペティアン―」。ラ・フランスを思わせるフレッシュでフルーティな香り、繊細な酸とほのかな塩味、きめ細やかな泡による滑らかな舌触りが印象的な一本です。瓶詰め本数は約550本という希少なワイン。 続いては、4種の前菜。淡路島の民平焼きにのせた軽く炙った鯖、はまちの刺身に赤大根の自家製べったら漬けとザクロ、フェンネルを添えた一皿。3つ目は、島の西風で乾燥させた自家製カラスミを、甘みの強いコーチン大根とともに。最後は、小ぶりのイチジクを丸ごとドライにし、中に淡路鶏レバーのペーストを詰め、果肉とカシスのジュレを添えた一品です。 ここで合わせたのが、河野さんの「だいだい」の果汁を使ったクラフトビール。果実としては食べられないほど酸味の強いだいだいを使い、爽やかな酸味が際立つ、料理に寄り添うビールに仕上がっています。河野さんのビールは、タンク単位で仕込まれ、なくなれば終了。その一期一会感も魅力のひとつです。この「だいだい」ビールは、通常は日本酒くらいしか合わないと思われがちなカラスミとも驚くほど好相性。レバーペーストも香ばしさに包まれ、臭みを感じさせません。 3品目は、特に大ぶりな伝助あなごの白焼き。自家製パンチェッタ(淡路島ポークの塩漬け)と、自家製ぬか漬けのマリネを添えています。 ここで登場したのは、吉井さんが昨年造った赤ワイン「淡ノwa」。淡路市長畠、標高200mの花崗岩土壌で育てたマスカット・ベーリーAから生まれた、わずか49本の希少なワインです。ラベルには、淡路島唯一の和紙工房「松鹿和紙」の和紙を材料に、淡路島で藍や草木染めを、植物の育成から行っているAWAJI藍LAND projectによって造られたものが使われています。 4品目は、囲炉裏に掛けた鍋料理。和歌山が有名なクエですが、和歌山から近い由良や福良ではクエが獲れます。冬が旬のクエを使用し、魚のあらと香味野菜で取ったフィメ・ド・ポワソンの出汁で仕上げています。そのままでも美味しいですが、自家製柚子胡椒での味変も楽しめます。 ここに合わせたのは、河野さんの「なるとオレンジ ペルジャンホワイト」。絶滅の危機にあった淡路島固有種「なるとオレンジ」を使った、唯一の定番ビールです。生産量が落ち込み、存続を危ぶまれた「淡路島なるとオレンジ」。この淡路島のみの固有種を絶滅させるまいと地域が一丸となって立ち上がり、起死回生!の復活を遂げました。仕入先は、洲本市の森果樹園です。 続く5品目は、囲炉裏名物・鉄鍋パスタ。本日はタイラギガイとチーマ・ディ・ラーパ(西洋菜の花)のオイルパスタ。魚の出汁に少量の自家製アンチョビを加え、奥行きのある味わいに仕上げています。 ここで店主からのサプライズ。南あわじ市「Sake Underground」の杜氏・長慶寺健太郎さんによる、究極のハンドメイド酒「どぶろく」。酸味、雑味、苦味などさまざまな要素が溶け合い、丸みのある味わいを生み出しています。 メインディッシュは、淡路市草香で育てられたブランド牛「椚座牛」のくり(腕)肉。一軒の畜産事業者が淡路島の土地の恵みを受けた飼料で育てています。囲炉裏で火入れし、淡路島の作家が手がけた燻製用土鍋で瞬間燻製。蓋を開けた瞬間にふわっと煙が上がって立ち上る香りが期待感を高めます。付け合わせはルタバガという根菜とナスタチウムというハーブです。赤ワイン「淡ノwa」、そして「だいだい」ビールとの相性も抜群です。 最後は、河野さんの新作・チョコレートビール。ウガンダ産カカオとバニラビーンズを使い、ダークチョコレートのような香りと、すっきりとした後味が特徴です。デザートに合うという店主のチョイスです。 デザートは酒粕のブランマンジェ。淡路市長畠高原苺園の「かおりの」を、練乳ソースでコーティング。淡路市・千年一酒造の酒粕を使ったブランマンジェに、カルダモンというハーブをアクセントとして添えています。 最後に3名のコメント。 水口さんは、今年4トンのぶどう収穫を目標にし、将来的にはぶとうの搾りかすを使ったフレーバービールを河野さんとコラボして造りたいと語ります。吉井さんは「淡路島に来て8年。島の土に触れているだけでリフレッシュできて元気になる」と笑顔で話します。 河野さんは「淡路島は、個人で面白い活動をしている人が本当に多い。ビールで四季を感じてもらえる商品を作りたい」と展望を語りました。 ぶどう栽培、料理、ビール造り──それぞれが、ほぼ一人で向き合う仕事。それでも彼らが淡路島にこだわる理由は、自然の恵み、地質と気候、それと人のエネルギーが凄いと皆さん口を揃えて言います。「これだけ美味しいものが育つなら、ぶどうも、ビールも、きっと美味しくなる」そんな確信に満ちた言葉が、淡路島の未来を静かに物語っていました。 【海里】 〒656-1603 兵庫県淡路市生田大坪 604-2北淡ICから車・タクシーで5分  ☎050-1720-0061  mail:kairi@kairiawaji.com ■【公式】海里   https://kairi-awaji.com/ ■予約はこちらから   https://www.tablecheck.com/shops/kairi/reserve 【Domenine KAORU(ドメーヌカオル)】  ☎080-9298-3065  mail:domainekaoru@gmail.com インスタグラム:domainekaoru Facebook:島薫る葡萄畑 【惠ヴィンヤード】 インスタグラム:megumi _vineyard Facebook:恵ヴィンヤード 【NAMI NO OTO BREWING】 〒656-0304 兵庫県南あわじ市松帆古津路714-1  ☎0799-20-6217  mail:info@naminootobeer.com

大人の名古屋 Vol.66「美食を訪ねて郊外へ」は好評発売中!地産地消のフレンチや古民家でいただくイタリアン、地元食材をじっくり味わえる注目店をご紹介!

第2特集は名古の2大繁華街として進化し続ける名駅と栄地区にフィーチャー。雰囲気のよい大人空間で、上質な料理とお酒を楽しみたい!食は旅の楽しみのひとつ。そこでしか味わえない絶品を求めて、郊外を訪れる。伊勢や三河湾の新鮮な魚介類、自然豊かな里山で育った鹿の肉、旨味溢れる季節の野菜。その土地の恵みを存分に受けた、旬の食材と出会える名店を、5つの切り口で紹介します。 『大人の名古屋 Vol.66』をAmazonでチェック! https://amzn.asia/d/7uBdmD5 目次美食を訪ねて郊外へ 地域を感じる 空間も楽しむ カウンターで味わう ワインと嗜む 生産者の思い繋ぐ 第2特集名駅と栄の新グルメ 食と自然と人が新たな可能性を創造する 歴史、文化、食を堪能する豊田の大人旅 日常に彩りをもたらす5つの自分時間 都心を抜け出して非日常の贅沢を------------------------- 大人の名古屋 Vol.66 定価1650円(本体1500円)/ 2024年6月27日(木)発売 otona-no-nagoya.com ------------------------- 『大人の名古屋 Vol.66』をAmazonでチェック! https://amzn.asia/d/7uBdmD5

【Gallery HANNA】あなたはどの盃を選ぶ?酒×工芸をつなぐ’酒器展’2/11より開催

全国から集まった12名の工芸作家による第三回「壺中のうつわ展」600点の酒・食・空間を彩る個性豊かな器に触れ、体感する。クラフト&アートを主とした展示企画を展開する ギャラリーハンナ-絆和-(栃木県宇都宮市)は、2025年2月11日(祝)から2月23日(日)まで「壺中(こちゅう)のうつわ 展 三」を開催します。本展覧会では、国内外で活躍する陶芸、漆芸、ガラス工芸作家らの作品を一堂に集め、器を通じて壺中の美しい世界を表現します。 【展覧会の特徴】 多様な表現の「器」を展示いたします。酒器をメインに肴を盛りつける皿や花器など現代的なデザインや抽象的な表現を施した作品、幅広い「器」の姿を展示・販売します。テーマは「壺中の世界」中国の古典「壺中天」にインスパイアされたコンセプトのもと、器を通じて無限の世界観や食や人との関わりを探求します。期間中は豪華景品の当たる抽選会のほか、作家と乾杯を楽しむイベントも開催。会場では創作の背景や作品に込められた想いを直接聞くことができます。 出展作家(五十音順) 石田和也 (Kazuya Ishida)/ 石川雅一 (Hajime Ishikawa)/大江一人 (Kazuto Ooe)/斉藤ダイスケ (Daisuke Saitou)/設楽享良 (Takayoshi Shitara)/瀬沼健太郎 (Kentarou Senuma)/竹下鹿丸 (Shikamaru Takeshita)/谷穹 (Q Tani)/田村一 (Hajime Tamura)/藤田佳三 (Keizo Fujita)/宮田竜司...

少量多皿中華「hakubi」が祇園四条にオープン

“満漢全席”をテーマに約25種の中華料理を贅沢に堪能できる、京風情漂う洗練された古民家レストラン株式会社beagle (所在地:東京都渋谷区、代表取締役:花光 雅丸)は、少量多皿中華「hakubi」を祇園四条、八坂神社前にオープンいたしました。 古都の風情漂う一角にある古民家の落ち着いた空間で、ソムリエ厳選のワインや中国茶とともに、銀座・西麻布で研鑽を積んだシェフが腕を振るう、厳選素材を使った少量多皿中華をお楽しみいただけます。 hakubi について 有名寺社が立ち並ぶ、古都の風情漂う一角にオープンした中華レストラン「hakubi」。 「満漢全席」をテーマに、約25種類もの多彩な中華料理を堪能できるコースをご提供致します。 京都産の食材を厳選し、伝統的な調理法にシェフ独自のセンスを加えた一皿一皿は、まさに芸術品。 ソムリエ厳選のワインや中国茶とのペアリングも楽しめ、五感を刺激する贅沢なひとときを約束します。古民家の地下には、500本以上のワインを揃えたセラーもございます。 古民家ならではの落ち着いた空間で、ゆったりと寛ぎのひとときをお過ごしください。 メニュー ◾️ 料理 “満漢全席”という中国の宴席の伝統的な提供方式を取り入れ、約25種類の多彩な中華料理をじっくりと満喫できるコースをご提供しております。食材は主に京都産のものを厳選して使用。こだわりの出汁を活かしつつ伝統の調理法にならって仕上げた、シェフ独自のセンスが光る中華料理を心ゆくまでご堪能頂けます。 ◾️ ワイン 古民家ならではの、「防空壕」を改装した地下セラーには約500本のワインをご用意しております。ソムリエが厳選したヴィンテージ・ワインを中心に世界各国のワインを多数取り揃えております。事前にご相談の上、お誕生日や記念日のお祝いに、その年のヴィンテージワインをご用意することも可能です。 ◾️ 中国茶 中国政府認定茶藝師が本格茶器でご提供する、厳選した中国茶をお楽しみいただけます。お食事やお客様のその日の体調に合わせた一杯を茶藝師が提供させて頂きます。 シェフ 「hakubi」で腕を振るうシェフは、銀座・西麻布で研鑽を積んだシェフ・佐藤廉歩。 厳選された食材と伝統的な調理法をベースに、現代的な感覚を取り入れた独創的な料理の数々をご提供いたします。 店舗概要 住所:京都府京都市東山区清井町481‐1 電話番号:075-585-5327 営業時間:17:00 - 23:00 席数:16席 オープン日:2024年11月10日 instagram:https://www.instagram.com/hakubi.kyoto/ 会社概要 会社名  :株式会社beagle代表取締役:花光 雅丸所在地  :東京都渋谷区神宮前5-27-8設立   :2024年11月
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