ブドウ
Sample Category Description. ( Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipisicing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua. )
商品サービス
「日本ブドウ・ワイン学会 2025年大会」にて「無菌培養植物によるブドウべと病菌の継代培養技術確立」が「技術賞」を受賞
キリンホールディングス株式会社(社長 COO 南方健志)は、11月7日(金)~8日(土)に開催される「日本ブドウ・ワイン学会(ASEV※ Japan) 2025年大会」において、「無菌培養植物によるブドウべと病菌の継代培養技術確立」で「技術賞」を受賞しました。
※ASEV…American Society For Enology & Viticulture
●研究概要
果樹栽培において、病害対策として農薬の使用は不可欠ですが、近年では特定の農薬が効かない「薬剤耐性菌」の存在が課題となっています。中でも、ブドウの主要病害である「べと病菌」は、生きた宿主細胞でしか生育できない絶対寄生菌であるため、従来の人工培地を用いた薬剤耐性検定法が適用できません。
この課題に対し、当社は独自の植物無菌培養技術を活用し、無菌状態のブドウを用いた通年評価可能な生物検定法を開発しました。本技術により、圃場等での非感染葉の維持管理が不要となり、本来ブドウの葉の入手が難しい時期での評価も可能です。また、あらゆる薬剤の評価にも活用できる可能性がある柔軟性を備えています。
さらに、べと病菌の凍結保管および継代技術も確立し、これらの技術を組み合わせることで、圃場ごとの菌特性に応じた精密な農薬選定が可能となりました。
本技術は2025年3月より、シャトー・メルシャン圃場にて薬剤耐性評価に活用されており、健全なブドウ栽培への貢献が期待されています。
●授賞式の様子
●「日本ブドウ・ワイン学会(ASEV JAPAN)」と技術賞について
「日本ブドウ・ワイン学会」は、ブドウやワインに関する研究と技術の発展を目指し1984 年に創設されました。研究発表会、シンポジウム、総会の開催、日本ブドウ・ワイン学会誌の発行、セミナーの開催、諸外国との積極的な国際交流などの活動に加え、アメリカ合衆国デイビス市に本部を置くアメリカブドウ・ワイン学会(ASEV)の日本支部として活動しています。
技術賞は、原則として会誌に掲載された技術的報告(研究報文および解説)、連載講座、総説等の中から日本のブドウ・ワイン産業の技術的発展に顕著な業績のあった者に対して、選考・授与されるものです。
●受賞者
キリンホールディングス株式会社 R&D本部 飲料未来研究所 柳沢 佳奈子、佐々木 佳菜子
今後もキリングループは、複合的に発生し相互に関連する環境課題(生物資源・水資源・容器包装・気候変動)に統合的に取り組み、豊かな地球の恵みを将来にわたって享受し引き継ぎたいという思いをバリューチェーンに関わるすべての人々とともにつなぐべく、自然と人に「ポジティブインパクト」を与えるさまざまな取り組みを積極的に進めていきます。
イベント
日本ワインの未来を守る! ワインブドウ病理のエキスパート・荷田瑞穂准教授(バージニア工科大学)による全国セミナー・ワークショップを開催
JVA(日本ワインブドウ栽培協会)が主催。全国5会場で「剪定」「冬季管理」「病害防除」をテーマに科学的知見にもどつく専門的かつ実践的な講座を実施日本ワインブドウ栽培協会(JVA、代表理事:鹿取みゆき)は、ワインブドウの病理学研究で高い評価を受けるバージニア工科大学 准教授・荷田瑞穂先生を米国から招聘し、2025年11月から12月にかけて、全国5会場で「ワインブドウ病理セミナー&冬季剪定ワークショップ」を開催いたします。
本セミナーは、気候変動やウイルス被害の増加により複雑化する日本のワインブドウ栽培現場において、科学的知見と現場実践を融合させた新しい防除・管理手法を共有することを目的としています。
荷田准教授は、日本と似た気候を持つアメリカ東海岸のバージニア州での活動をベースに、カビ由来病害(特にベト病、灰色かび病、うどんこ病など)や、ウイルスの感染拡大やその病徴、さらにはこれらに対する対策の研究で知られています。
講座では、「剪定時に考慮すべき病害リスクとその予防方法」「病害を想定した冬季剪定の実践」「気候変動下での防除戦略と持続可能な栽培管理」などをテーマに、最新の科学的知見と現場事例を交えながら解説します。近年、北海道でも被害が発生しつつある、晩腐病の最新研究結果も共有いただけます。
また、ワークショップでは、圃場で実際にブドウ樹を観察しながら、感染源となる落葉や剪定枝の除去方法、剪定時の留意点など、すぐに現場で応用できる実践的な内容を体験的に学ぶことができます。
■開催概要日付
地区
内容
会場
11月21日(金)
岩見沢(北海道)
「剪定時に考慮すべきカビ由来病害とその防除」講演/冬季剪定ワークショップ
まなみーる・こことある圃場(岩見沢市)
11月25日(火)
赤湯(山形県南陽市)
「剪定時に考慮すべきカビ由来病害とその防除」講演/冬季剪定ワークショップ
丹泉ホテル・高畠ワイナリー圃場
11月26日(水)
赤湯(山形県南陽市)
特別講演「ワインブドウの病害ワークショップ」
※他の地域で行うワークショップとは別の内容となります。
えくぼプラザ
11月27日(木)
塩尻(長野県)
「剪定時に考慮すべきカビ由来病害とその防除」講演/冬季剪定ワークショップ
塩尻市保健福祉センター/林農園
12月1日(月)
東御(長野県)
「剪定時に考慮すべきカビ由来病害とその防除」講演/冬季剪定ワークショップ
東御市中央公民館・ワインテラス御堂/モンヴィニョーブル
■講師プロフィール荷田 瑞穂 氏
バージニア工科大学准教授/バージニア工科大学・アルソンHスミスJr農業研究普及センター植物病理スペシャリスト。オハイオ州立大学にて博士号取得。2011年より現職。近年はブドウウィルス感染症、晩腐病、ベト病の予測モデルなどの研究に注力。
昨年のJVA会員圃場視察の様子
■代表理事コメント「日本のワインブドウ栽培は、次のステージに入っています」
― 日本ワインブドウ栽培協会 代表理事 鹿取みゆき
これまで日本のワイン産地では、病害や気候の変化に対して個々の現場が試行錯誤を重ねてきました。
今回の荷田先生の講演は、科学的知見と現場知識を結びつける画期的な機会です。
現場で実践できる剪定や防除技術を共有し、日本の風土に適した持続可能なワイン栽培を確立するための大きな一歩となるでしょう。
■参加対象・ワイナリー、生産者、研究者、行政関係者、学生など
・日本ワインに携わるすべての方
■参加申込以下のURLより参加をお申込みください。
・11月21日(金)岩見沢(北海道)
「剪定時に考慮すべきカビ由来病害とその防除」講演/冬季剪定ワークショップ
会場参加:https://forms.gle/DjZnyuQdGsQzytD39
・11月25日(火)赤湯(山形県南陽市)
「剪定時に考慮すべきカビ由来病害とその防除」講演/冬季剪定ワークショップ
会場参加:https://forms.gle/xpnv5cmdCmpUrzxD9
・11月26日(水)赤湯(山形県南陽市)
特別講演「ワインブドウの病害ワークショップ」
会場参加:https://forms.gle/LKjj7GvMw4zAFANL9
オンライン参加:https://forms.gle/NotNXMor7tTAG5Ag9
※他の地域で行うワークショップとは別の内容となります。
・11月27日(木)塩尻(長野県)
「剪定時に考慮すべきカビ由来病害とその防除」講演/冬季剪定ワークショップ
会場参加:https://forms.gle/cepqzCe7psCA3PF37
・12月1日(月)東御市(長野県)
「剪定時に考慮すべきカビ由来病害とその防除」講演/冬季剪定ワークショップ
会場参加:https://forms.gle/5kDjMyhe7RNdmMV98
※会場によっては定員がございますため、申込みが終了している場合があります。
■参加費無料(事前申込制)
■背景日本ワイン産業では、気候変動の影響による新たな病害や樹勢低下、苗木ウイルスの課題が深刻化しています。また気温の上昇によって、冷涼地では見られなかった病害が散見されるようにもなっています。
こうした状況を鑑み、JVAでは国際的な知見を共有し、現場の技術者が学び合う機会の創出を続けています。
今回の荷田先生による講座は、次世代の日本のワインブドウ栽培を支える実践教育の場として企画されました。
■主催・お問い合わせ主催:日本ワインブドウ栽培協会(JVA)
E-mail:info@jvine.or.jp
公式サイト:https://jvine.or.jp/
イベント
日本初の最大級の“ワインブドウ原木園”から始まる多彩なワイン造りの可能性──JVA、輸入品種・クローンで造られたワイン6種の無料試飲会を開催(オンライン/渋谷)
気候変動など激動の世界のワイントレンドに適応するため、今後10年で200品種導入へ。日本初の〈ヴィダル・ブラン/メンシア>、今、注目の稀少品種〈アルバリーニョ/プティ・マンサン>などが無料試飲できる! 一般社団法人日本ワインブドウ栽培協会(JVA、所在地:長野県東御市/代表理事:鹿取みゆき)は、JVAが独自に輸入・供給した品種やクローンから醸造されたワインの無料試飲会を、2025年10月19日(日)にオンライン/オフライン同時開催いたします。
現在、日本国内における一般的な苗木流通では生産者たちが選べるワインブドウ品種が極めて限定されており、気候変動への適応が遅れており、病害のリスク増大の課題があります。JVAは今後10年間で導入品種を200種まで拡大する方針を掲げ、長野県東御市に整備した日本初のワインブドウ専門「原木園」(2025年4月、当協会調べ)を拠点に、健全苗の安定供給と品種多様化を推進します。本イベントはその第一歩として、JVAが輸入する品種・クローン由来の稀少品種を体験いただける貴重な機会です。
背景:気候変動と日本ワイン 2025年の夏、日本の平均気温は統計開始以来最高となり、冷涼地とされる北日本でも平年比+ 3℃以上を記録しました。気象庁も「温暖化がなければ今夏の高温はほぼ発生し得ない。今後、こうした傾向が常態化する」と指摘しており、温暖化対応は喫緊の課題です。
従来の主要品種(甲州、マスカット・ベーリーA、シャルドネ、メルロなど)のみでは、構音障害、病害リスクが増大しており、適地適性品種の拡充が急務です。
JVAの挑戦:200品種導入計画 JVAは、海外からの多様な品種やクローンの輸入と国内適応のための原木園管理を通じ、これまでに日本の苗木供給体制の立て直しを進めてきました。今後10年間で200品種まで導入を拡大し、産地ごとに適したブドウを栽培できる体制を構築。長野県東御市に整備した「原木園」はその中心拠点であり、会員の苗木生産者を通じて、全国のワイナリーやブドウ生産者に健全苗を安定供給していきます。
イベント内容:6種のワインを比較試飲 今回の試飲会では、輸入品種由来のワインとして以下の6種を無料提供いたします。
- プティ・マンサン、アルヴァリーニョ、ヴィダル・ブラン、タナ、メンシア、カベルネ・フラン(栽培、醸造:安心院葡萄酒工房)
本イベントでの試飲は無料にてご提供いたします。ただし、今後の参考とさせていただくため、ご試飲後に簡単なアンケートにご協力いただくことをお願いしております。
特別企画:日本ソムリエ協会所属ソムリエによるコメント 会場では、ソムリエ協会から招聘したソムリエが、JVA認証苗で造られたワインを実際に試飲し、プロフェッショナル視点からのテイスティングコメントを披露します。参加者は、専門家による評価を聞きながら、新しい品種の魅力や可能性を深く理解することができます。
社会的意義:生活者とともに未来をつくるこの取り組みは単なる試飲イベントにとどまらず、次のような社会的効果を目指しています。
- 気候変動適応:多様な品種でリスク分散
- 品質向上:ウイルスチェック済み苗の普及と適地適作の実現による安定化
- 地域創生:原木園を拠点に観光・雇用を創出
- 生活者参加:飲み手の声を新品種導入へ反映
“未来の日本ワイン”をともに創りあげていく仲間として、皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
参加申込URL【会場参加13:00の会】 https://forms.gle/yEdtVRhFgUea47Ed6
【会場参加15:00の会】 https://forms.gle/wacbGERRQQsUp7tQ7
【オンライン参加13:00の会】 https://forms.gle/gmuV1EjVCeqx3EqD8
【オンライン参加15:00の会】 https://forms.gle/LMR78KqYv8X4aRzu8
※参加を希望する会専用の申込みフォームからお申込みください。
※ご参加の方には開場の場所をお送りいたしますのでメールアドレスは正確に記載をお願いします。
本イベントは定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
なお、アルコールを伴う試飲会のため、未成年(20歳未満)の方のご参加はご遠慮いただいております。
また、お車でのご来場は固くお断り申し上げます。ご来場の際は、安全のため公共交通機関をご利用くださいますようお願い申し上げます。
開催概要名称:JVA輸入苗ワイン 無料試飲会(オンライン/オフライン同時開催)
日程:2025年10月19日(日)
時間:第1回 13:00–14:30(開場12:50) / 第2回 15:00–16:30(開場14:50)
会場(オフライン):東京・渋谷駅周辺(申込者に詳細案内)
参加費:無料
定員:オフライン各回50名程度、オンライン各回100名程度
主催:一般社団法人 日本ワインブドウ栽培協会(JVA)
イベント内容各回共通
・JVAの活動説明
・JVA輸入品種説明
・試飲
・アンケート
・質疑応答
協会概要団体名:一般社団法人 日本ワインブドウ栽培協会(JVA)
所在地:長野県東御市
事業内容:原木園の運営、健全苗供給、品種導入、研究・教育、普及啓発
ビジョン:「品種多様化 × 健全苗 × 産地連携」で日本ワインを次の時代へ。
お問い合わせ先担当:JVA事務局
E-mail:info@jvine.or.jp
※本リリースに記載の内容は発表時点の情報です。
イベント
支援総額2,900万円突破、日本ワインの未来を支える“原木園”プロジェクト、実現へ!
【国内ワイン関連クラウドファンディングで過去最大規模】 一般社団法人 日本ワインブドウ栽培協会(JVA/代表理事:鹿取みゆき)は、2025年4月15日より実施中の「日本最大級のワインブドウ原木園」設立に向けたクラウドファンディングにて、皆様のお力添えのもと6月10日に目標の2,500万円を達成し、プロジェクトの実現が決定しました。その後も支援は続き、支援総額2,900万円を達成(6/12時点)し、同時点で、860名以上の方々よりご支援をいただいております。
また、この達成金額は国内ワイン分野におけるクラウドファンディングとして最大規模(※JVA調べ)となりました。最終日である6月13日(金)23:00まで引き続きご支援を受け付けております。
なぜ「原木園」が必要なのか?
日本のワインブドウ栽培は、ウイルス汚染や気候変動への耐性不足、苗木の供給体制の未整備といった深刻な課題に直面しています。現状のままでは、50年後、100年後も誇れる日本ワインを守ることはできません。
JVAは、全国の生産者が安心して使える「ウイルスチェック済みで多様な苗木」を安定供給できる体制を目指しており、今後8年間で200品種以上の苗木供給体制の確立を計画。総事業費は1億円以上を見込んでいます。これらを成し遂げて、持続可能なブドウ栽培の基盤づくりを進めてまいります。
皆様のご支援の力でここまで来ました。
でも、これは“始まり”にすぎません。
2,500万円という当初の最終目標は達成されましたが、クラウドファンディングは「お金を集めること」が目的ではありません。
本当のゴールは、
“50年後、100年後も日本ワインが息づく社会”をつくること。
私たちが目指すのは日本ワインの造り手が安全で多様なワイン用ブドウを自由に選べ、安心して挑戦し続けられる土台を築くこと、そして、日本ワインがこれからも世界で堂々と評価されていく未来を守ることです。
残りわずかとなったこの数日間、さらなるご支援は、育成圃場の整備や苗木の多品種化、現場での次世代教育・研究といった未来への投資につながります。
このプロジェクトは、もう私たちだけのものではありません。
皆様とともに、日本ワインの未来を築く挑戦です。
最後の一日まで、より多くの方にこの想いを届け、確かな基盤を築いていけるよう、全力で取り組んでまいります。
最後のお願い
このプロジェクトに込められた想いに共感いただけましたら、ぜひご家族やご友人、ワインを愛する方々にご紹介ください。
一人ひとりの支援が、未来の“根”となり、日本ワインの土壌を支えていきます。
最終受付:2024年6月13日(金)23:00まで
▶ ご支援はこちらから
https://readyfor.jp/projects/jva
【本件に関するお問い合わせ】
一般社団法人 日本ワインブドウ栽培協会(JVA)
担当:掛川(Email: info@jvine.or.jp)
日本ワインの未来を共に築きましょう!
JVAクラウドファンディングに寄せられたコメント■一般社団法人 日本ワインブドウ栽培協会(JVA)
一般社団法人 日本ワインブドウ栽培協会(JVA)は、日本ワインの品質向上とワインブドウ栽培の発展を目的に2019年に設立された団体です。日本のワイナリー数が増加する中、高品質なワインブドウの安定供給が求められています。しかし、日本にはウイルスチェック済みの苗木を安定して供給する仕組みがなく、病害リスクの高い苗木を使用せざるを得ない生産者が多く存在します。JVAはこの課題を解決するために、ウイルスチェック済みの苗木供給体制を構築し、適地適作を推進しています。
JVAは、全国のワインブドウ生産者・苗木生産者・研究機関・行政と連携し、新品種の導入や試験栽培を実施し、気候変動に対応する持続可能な栽培技術の確立を目指しています。また、ワインブドウの栽培技術に関するセミナーやシンポジウムを開催し、最新の研究成果や生産者の知見を共有する場を提供しています。
さらに、JVAは日本ワインの国際競争力強化にも注力し、ブドウ栽培の合理化・省力化を推進することで、生産者がより高品質なワインを生み出せる環境を整えていきます。今後も「100年後の日本ワインのために」、持続可能なブドウ栽培の基盤を築き、日本ワインが世界に誇れる産業へと成長することを目指します。
また、JVAでは、随時会員様を募集しています。毎年行われるシンポジウムやセミナーに会員価格で参加できるだけでなく、定期的に送られるニュースレターなどで、日本ワインの最新情報が入手できます。ブドウ生産者やワイナリー、酒販店の方が入会する法人会員と、日本ワインファンの方が入会する個人会員を用意しております。詳しくは以下のホームページでご確認ください。
一般社団法人 日本ワインブドウ栽培協会(JVA)
https://www.jvine.or.jp/
イベント
日本ワインブドウ栽培協会(JVA)が、クラウドファンディングを開始! 「日本ワインの未来を救え! 世界基準の「ワイン苗木」の原木園を設立へ」—— 高品質で多種なワインブドウを育てる苗木の基盤づくりへ。
ワインブドウ生産者と日本ワインの未来を守るためには、いま動くしかない!
ワイン造りは、ブドウから。ブドウ作りは、苗木から。 一般社団法人 日本ワインブドウ栽培協会(JVA)は、日本ワインのさらなる品質向上と持続可能なワインブドウ栽培を実現するため、クラウドファンディングを開始します。
本プロジェクトでは、ウイルスチェック済みの健全な苗木の安定供給を目指し、日本の気候に適した品種・クローンを見つけるために、世界各国の多様なブドウ品種やクローンを輸入して、それらを管理できる「原木園(母樹のライブラリーのようなブドウ園)」を設立します。
この取り組みにより、日本の生産者が安心して高品質なブドウを栽培し、世界に誇れる魅力溢れる日本ワインを生み出せる環境を整えていきます。
日本ワインの未来を救え! 世界基準の「ワイン苗木」の原木園を設立へ
プロジェクトページはこちら → https://readyfor.jp/projects/jva
日本ワインは、いま危機的な状況にある 近年、日本ワインは品質が向上し、世界でも評価されるようになってきました。しかし、その裏で昨今の気候変動によるブドウの病害リスクの増加への適応の遅れが進行し、今後の品質低下が懸念されています。
実はいま、日本ワインは危機的な状況にあるのです。
その主な原因は 二つあります。
1. ウイルスが蔓延し、ブドウの品質が低下している ワインの原料となるブドウの樹がウイルスに感染すると、収穫量の減少、果実の着色不良、糖度の低下などが発生し、ワインの品質が大きく損なわれます。
実際に、日本のブドウ畑の約50%の樹がウイルスに感染しているというデータもあり(ヨーロッパの感染率は約20%と日本の2分の1以下)、放置すれば日本ワインの品質低下は避けられません。ウイルスは一度感染するとブドウの樹から取り除くことはできません。
世界の主要ワイン産地では、ウイルスチェック済みの健全な苗木を使用することが一般的ですが、日本ではその供給体制が整っていないため、病害のリスクを抱えたまま栽培が続けられているのが現状です。
2. 日本の多様な気候に合った品種がまだ見つかっていない 日本は南北に長く、寒冷地から温暖地まで多様な気候を持っています。しかし、各地域に最適なブドウ品種の選定が進んでおらず、適地適作が確立されていません。
さらに、近年の気候変動により、これまで安定して栽培されてきた品種でも生育が難しくなるケースが増えています。今後は、日本の多様な気候に適応できる新品種を導入・試験し、より持続可能なブドウ栽培の方法を模索する必要があります。
また、日本国内で流通しているワイン用ブドウの品種数は、諸外国と比べて著しく少ないのが実情です。たとえば、日本で利用可能な品種は約63種にとどまるのに対し、フランスでは422種、アメリカでは550種もの品種が登録・活用されています。この差は極めて大きく、日本の造り手がそれぞれの土地に合った理想的な品種を見つけるうえで、大きな障壁となっています。
そのために、JVAは「原木園」を立ち上げる! この問題を解決し、日本ワイン産業が持続的に発展していくために、JVAは長野県東御市に「原木園(母樹園)」を設立します。
ここで ウイルスチェック済みの健全な母樹を育て、多様な品種のブドウを供給できる体制を整えます。
「原木園(母樹園)」とは?
「原木園(母樹園)」とは、ワイン用ブドウの苗木のもと(母樹)を育てる特別な畑です。ここで育つブドウの樹は、病気やウイルスにかからないよう厳しく管理され、健全な苗木の基盤となります。
フランスやドイツ、アメリカといった世界のワイン産地では、半世紀以上前からこの「原木園」を整備し、ウイルスチェック済みの苗木を各地域の生産者に供給する体制が確立されています。しかし、日本ではそうした仕組みがなく、生産者は病害リスクの高い苗木を使用せざるを得ない、または、欲しい品種が入手できない状況が続いています。
原木園をつくることは、日本でのワイン造りに不可欠なこと。JVAは、日本ワインの未来のために、ウイルスチェック済みの健全な苗木を増やし、日本各地の生産者が安心してブドウ栽培を行える仕組みをつくります。
現在、JVAには、267名の会員(2025年4月時点)が参加しています(うち約150名がブドウ栽培関係者)。会員には、ブドウ栽培者やワイナリーはもちろんのこと、苗木生産者、酒販店、さらには一般のワイン愛好家の方々まで、幅広い立場の方がいらっしゃいます。 特に注目すべきは、ワイン用ブドウ苗木を生産している全国の苗木業者のうち、約9割がJVAに加盟しているという点です。 これは、JVAが日本のブドウ苗木の健全な普及と技術の共有において、業界の中核的な役割を果たしていることを示しています。
クラウドファンディングの目標金額と実現すること
このプロジェクトでは、3つの目標を設定し、支援額に応じて原木園の整備を進めていきます。
第1目標:1,000万円 原木園の基本整備(圃場の開墾・土壌改良)
・圃場の開墾・土壌改良
・検査済みの母樹、台木の植栽および資材費
・ウイルス検査の実施費(基本検査)
・2025年度事業のため最小限の運営費(管理人件費・通信費・報告資料作成など)
第2目標:1,800万円 苗木生産体制の構築(品種拡充・ウイルス検査強化)
・苗木生産体制の整備(品種数の拡充・増殖基盤の確立)
・新しい品種の輸入・検疫(日本未入荷の品種、クローンを海外から輸入)
・追加の運営費(管理・広報・契約整備など)
第3目標:2,500万円 原木園の拡張と海外有識者の招聘セミナーの開催
・原木園の拡張(育成圃場の増設・試験栽培の開始)
・海外生産者を招聘してワインブドウ栽培の技術セミナーの開催
主なリターン品・【JVA限定】チャリティーワイン
全国の生産者の協力で造ったJVA限定のチャリティーワインをお届けします。北海道、新潟、長野、山梨、九州の5種類を用意しています。
・原木園内ボードへお名前掲載
ご支援いただいた証として、原木園の入り口や支柱に、お名前入りのネームプレートを設置します。未来の苗木のそばに、あなたの想いが刻まれます(設置場所は選べません)。
・理事がワイナリーをご案内
JVAの理事が自身のワイナリーを特別に案内。希少ワインの試飲とともに、栽培や醸造の裏話、今後の日本ワインの展望を直接語り合える特別な時間です。
・代表理事のプライベートワインセミナー
代表理事・鹿取みゆきによる、プライベートワインセミナー。JVAの活動報告や原木園の意義、日本ワインの魅力を深く学び、味わえる濃密なひとときです(セミナーの内容はご相談させていただきます)。
日本ワインの未来のために、支援のお願い JVAは、「100年後の日本ワインのために」日本のワイン用ブドウの基盤をつくるという強い想いでこのプロジェクトに挑みます。
しかし、この原木園の整備には多くの支援が必要です。
ワインを愛する飲み手の皆さま、生産者の皆さま、酒販店や飲食店の皆さま、この取り組みに共感し、日本ワインの未来を共に築く仲間になっていただけませんか?
「ワイン造りはブドウから。ブドウ作りは苗木から。」
日本ワインの品質をさらに高め、世界に誇れる産業へと発展させるため、ぜひご支援をお願いいたします。
クラウドファンディング概要プロジェクト名:「100年後の日本ワインのために——ウイルスチェック苗木の供給基盤づくり」
募集期間:2025年4月15日(火)09:00〜2025年6月13日(金)23:00
目標金額:第1目標:1,000万円、第2目標:1,800万円、最終目標:2,500万円
支援方法:https://readyfor.jp/projects/jva
主催:一般社団法人 日本ワインブドウ栽培協会(JVA)
問い合わせ:info@jvine.or.jp
ぜひ、このプロジェクトをSNSでシェアし、応援してください!
ハッシュタグ→ #日本ワインの未来を救おう #日本ワインの未来 #JVAを支援しよう #日本ワインを応援しよう
メディアの皆様 4月20日(日)に第4回JVAシンポジウムを開催します。本シンポジウムは、日本におけるワインブドウ栽培の技術的進展や苗木の供給体制の課題、品種開発、そして日本独自のワイン文化を醸成するための知見を共有し、意見を交わす重要な機会です。ぜひご取材をよろしくお願いします。当日はクラウドファンディングに関する取材も現地でお受けすることが可能です。まずはお問い合わせをよろしくお願いします。
イベント名: 第4回 JVAシンポジウム(講演会およびワイン試飲会)
日時: 2025年4月20日(日) 開場12:30/開始13:00
会場:東京大学 生産技術研究所 An棟2階 コンベンションホール(東京都目黒区駒場4-6-1)
ワイン用ブドウ栽培の未来を語る—第4回JVAシンポジウム開催のお知らせ
プレスリリースはこちら→ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000138459.html
シンポジウム ご取材登録フォームはこちら→...
イベント
ワイン用ブドウ栽培の未来を語る—第4回JVAシンポジウム開催のお知らせ
2025年4月20日(日)に東京大学で行われる本シンポジウムで最新の技術と情報を共有し、参加者間の意見交換を促進します。 一般社団法人日本ワインブドウ栽培協会(JVA)は、2025年4月20日(日)に「第4回JVAシンポジウム」を開催いたします。本シンポジウムは、日本ワインブドウ栽培の技術的進展や苗木の供給体制の課題、品種開発、そして日本独自のワイン文化を醸成するための知見を共有し、意見を交わす重要な機会です。
今回は、ワインの銘醸産地である海外の先進的な原木園の事例と、日本国内における実践的なブドウ栽培の現場から、それぞれの取り組みを紹介いたします。また、JVAが2024年度に実施してきた活動の報告および今後の展望についても共有いたします。
【開催の背景】 日本のワイン産業が急成長する中で、その根幹である「ブドウ栽培」に対する注目が一層高まっています。品種の開発、選定、育苗、クローンの確保、テロワールへの適応など、現場には多岐にわたる課題が存在します。これらの喫緊の課題に生産者・技術者・研究者・行政が連携して取り組む必要があります。
JVAでは、これらの課題に対して「ウイルスチェック済み苗木の供給」「海外品種およびクローンの輸入」「情報共有・技術交流」の三本柱で活動を展開し、その成果を広く共有する場として本シンポジウムを開催しています。
【開催概要】イベント名: 第4回 JVAシンポジウム(講演会およびワイン試飲会)
日時: 2025年4月20日(日) 開場12:30/開始13:00
会場:東京大学 生産技術研究所 An棟2階 コンベンションホール
参加費: 【JVA会員】講演会のみ参加 ¥2,000、講演会、試飲会参加 ¥6,000、オンライン参加 ¥2,000
【非会員】講演会のみ参加 ¥3,500、講演会、試飲会参加 ¥9,000、オンライン参加 ¥3,000
主催: 一般社団法人 日本ワインブドウ栽培協会(JVA)
▶ お申し込み・詳細はこちら:https://peatix.com/event/4333062
【プログラム内容】第1部|講演 13:00-17:00
1. 原木園を知る(大滝執行理事・渡辺執行理事)
フランスの原木園からクローン・品種開発などの最新事情をレポート。
また、日本の食用ブドウ原木園の運営についてもレポートします。
2. 一般社団法人 日本ワインブドウ栽培協会の活動について(鹿取代表理事)
今年から始まったJVA認証苗木の販売や、原木園設立などJVAの活動について説明します。
3 各ワイン産地の動き(JVA各理事)
エリアによる気候変動の実態や、その影響を大きく受けている栽培の現場の実態などを
JVAの各理事が説明します。
4. 日本ワイン大試飲会@ブルゴーニュ「サロン・デ・ヴァン・ジャポネ」について(岩崎元気氏)
今年ブルゴーニュで行われた日本ワインの試飲会について、主催者の岩崎氏より解説を行います。
ヨーロッパでの日本ワインの受け入れられ方および輸出状況などがわかります。
5 クラウドファンディングについて
4月15日(火)から開始する原木園設立を目的としたクラウドファンディングについての説明をします。
第2部|ワイン試飲会 17:30-19:00
JVAの理事が栽培/醸造するJVA認証苗木を使ったワインや、全国のJVA会員ワイナリーから提供されたこだわりのワインを、参加者同士で自由に試していただけます。造り手との対話や、ここでしか味わえない試験栽培品種を用いたワインをご堪能いただけます。40種類以上のワインが試飲できる予定です。
<試飲予定の一部ワイナリーとワイン(順不同)>
■JVA認証苗木を利用したワイン
・安心院葡萄酒工房
タナ...
イベント
秋田のブドウで作る至極の一杯!地域共生ワイナリー「Toyoshima farm and Winery」の創業記念ワインを限定販売します!!
3月8日(土)にJR秋田駅構内の「おみやげ処 こまち苑」で30本限定販売!※要整理券 同日にTOYOSHIMA FARMによる「ワイン&ジュース テイスティングイベント」も実施します。JR東日本東北総合サービス株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:松木 茂)は秋田駅構内の「おみやげ処 こまち苑」にて、Toyoshima farm and Winery 創業記念ワイン「アルモニ秋田 1st.edition ルージュ(アルモニはフランス語で「調和」を意味します)」を30本限定販売します。さらに、発売記念としてJR秋田支社がTOYOSHIMA FARM(秋田県由利本荘市)、由利本荘市と連携し、「TOYOSHIMA FARM ワイン&ジュース テイスティングイベント」を開催します。
ぜひこの機会に「おみやげ処 こまち苑」にお越しください。
1. 販売商品「アルモニ秋田 1st.edition ルージュ」
・ 日時 : 3 月 8 日(土) 12:00~
・ 会場 : 秋田駅構内「おみやげ処 こまち苑」
・ 価格 :5,500円(税込) 750ml
・ 数量 :30本限定
※購入には整理券が必要です。
販売開始時間の1時間前に待合室にて整理券を配付します。
整理券配付時間
販売時間
人数
11:00~
12:00~
10名
12:00~
13:00~
10名
13:00~
14:00~
10名
※12:00~15:00までの間はおひとり様1本のみお買い求めいただけます。
2.その他イベント TOYOSHIMA FARM による「ワイン&ジュース テイスティングイベント」...
商品サービス
北海道池田町 十勝ワインが待望の「山幸ブランデー原酒」を発売!
OIV(国際ブドウ・ワイン機構)登録品種「山幸」を使用した、8年熟成ブランデーが3月13日(木)に新発売北海道池田町 十勝ワイン(池田町ブドウ・ブドウ酒研究所 所長 南 邦治)は、2025年3月13日(木)に池田町独自開発ブドウ品種「山幸」を使用した、「山幸ブランデー原酒 AGED 8 YEARS」を発売いたします。
十勝ワインは1964年からブランデーの製造に取り組み、60周年を迎えました。
記念商品である「山幸ブランデー原酒 AGED 8 YEARS」は、一時休止しておりましたブランデー製造の再始動を飾る1本で、2015年に蒸留したうちの1樽から瓶詰したものになります。
シングルバレル、ノンチルフィルタード製法で製造。深みのある琥珀色、滑らかで豊かな口当たりが特長で、飲むたびに新たな発見がある贅沢な味わいです。
また今後2年毎にAGED10,12,14~と発売する予定ですので、熟成による味わいや香りの変化をお楽しみいただけます。
■「山幸ブランデー原酒AGED 8 YEARS」商品概要1、商品名
山幸ブランデー原酒AGED 8 YEARS
2、内容量
500ml
3、品目
ブランデー
4、アルコール度数
62度
5、発売日・地域
2025年3月13日(木)/主に北海道内、一部道外
6、希望小売価格
12,000円(税抜)
■北海道池田町十勝ワインについて当時の池田町長・丸谷金保氏の発案で1963年より始まった国内初の自治体経営でのワイン醸造。
十勝の冷涼な気候でも育つ栽培方法を追求し、「山幸」などの寒さに強いブドウ品種を開発。
また池田町のシンボル「ワイン城(正式名称:池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)」は1974年にワインの製造施設として建造され、現在もワイン造りに利用されています。ヨーロッパ中世の古城に似ていることから誰からとなく「ワイン城」と名づけられ、親しまれています。
十勝ワインホームページ https://www.tokachi-wine.com/
本件に関するお問合せ先
北海道池田町 十勝ワイン 営業係
015-572-4090
イベント
長野県・八ヶ岳西麓ワインバレーのワイン生産者が大集合「蓼科東急テイスティング in グラマラスダイニング蓼科」開催
.css-b4hc9m{font-size:15px;font-weight:700;line-height:22px;color:var(--color-gray-600);}.css-b4hc9m a{color:#358cda;display:inline-block;}.css-b4hc9m a:hover{-webkit-text-decoration:underline;text-decoration:underline;}「東急リゾートタウン蓼科」(長野県茅野市、統括総支配人:加瀬 努)は、2024 年 7 月 14 日(日)にグラマラスダイニング蓼科にて、八ヶ岳西麓ワインバレー生産者によるグラスワインの販売イベントを開催することをお知らせいたします。
「蓼科東急テイスティング in グラマラスダイニング蓼科」について
7 月 14 日(日)、東急リゾートタウン蓼科内にある森に囲まれたレストラン「グラマラスダイニング蓼科」 にて、信州ワインバレー長野県八ヶ岳西麓エリアの 5 店舗の生産者が集う「蓼科東急テイスティング in グラマラスダイニング蓼科」を開催いたします。
2023 年 3 月末日、長野県が「NAGANO WINE」価値向上のために策定した信州ワインバレー構想へ新たに加入した八ヶ岳西麓エリア。イベント当日は、その八ヶ岳西麓ワインバレーの生産者らが蓼科へ一堂に集まり、ワインに込めた情熱やこだわりをその場でお聞きいただきながら、テイスティング気分で様々なワインをお楽しみいただけます。また、お食事メニューにはグラマラスダイニング蓼科で人気の特製ハンバーガーやピザ、ワインとの相性が抜群の生ハム、チーズなども販売いたします。
八ヶ岳西麓ワインの魅力を、ぜひこの機会にお楽しみください。...
