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カタシモワインフード株式会社

カタシモワイナリーの「たこシャン」が日本ネーミング大賞【地域ソウルブランド部門】優秀賞を受賞

「たこ焼きに合う大阪産スパークリングワイン」として親しまれる「たこシャン」が、著名人やCMプランナー、コピーライターが審査する日本ネーミング大賞の【地域ソウルブランド部門】で優秀賞を受賞しましたカタシモワインフード株式会社(本社:大阪府柏原市 代表取締役:髙井利洋 https://kashiwara-wine.com/)は、大阪産デラウェアで醸造したスパークリングワイン「たこシャン」の名称が「日本ネーミング大賞」【地域ソウルブランド部門】にて優秀賞を受賞しました。 「日本ネーミング大賞」は、ネーミングの質と価値の向上を図り、生活文化をゆたかにし、産業の発展に寄与することを目的に選出するアワードで、著名人や名高いCMプランナー、コピーライターなどプロフェッショナルな審査員によって、授与が決められています。 【たこシャンとは】大阪で100年以上栽培し続けてきたデラウェアを、広く認知してもらうために開発したスパークリングワイン。名前はカジュアルですが、最高級スパークリングワインの醸造方法「瓶(ビン)内二次発酵」で、1本1本手作りで製造しています。 白い花を連想させるさわやかな香りと、バランスの取れたしっかりとしたコクを感じる中辛口。大阪ならではの味、串カツ、たこ焼き、お好み焼き、関西の出汁(だし)の効いた和食などに合うのが特徴です。 「大阪産(もん)」や「地理的表示(GI大阪)」にも認定され、地域にとどまらず世界へ向けて自信を持って届けるワインです。 【たこシャンヒストリー】創業110年のカタシモワイナリー4代目高井利洋が、地元大阪で愛されるように願いを込めて「たこシャン」と名付けました。「たこシャン」が生まれたのは2010年。 60年以上前の先代の時代にもスパークリングワインは醸造していましたが、独自に工夫と研究を重ね、濃厚な甘口ソースを引き立てるコクのある中辛口に仕上げました。大阪産のぶどうを搾ってワインを醸造し、さらにそれを瓶(ビン)につめて「瓶内二次発酵」させます。その後、人の手によるルミアージュ(瓶の口にオリを集める作業)、デゴルジュマン(オリを取り除く作業)を行います。こうして「たこシャン」は生まれます。 大阪ぶどうは、大正の終わりから昭和初期にかけて全国1位の栽培面積を誇りました。2023年(令和5年)でも3,520t(トン)と全国で第7位の収穫量で、中でもこのワインに使用されているデラウェアは、大阪ぶどうの主力品種です。この品種の栽培面積は、現在も全国3位を誇ります。 しかしながら大阪のぶどうも高齢化や耕作放棄地の課題を抱えています。その解決のため、高齢でも負担の少ない独自のワイン用ぶどうの栽培方法を開発しました。 具体的には、房の整形を省くなどの作業量削減、露地栽培(屋外栽培)の推奨、減農薬など。さらに企業や個人のボランティアを募り、収穫の負担も減らしています。 これらの栽培方法を、課題を抱えるぶどう農家に勧め、「大阪ぶどうを未来につなぐ」という使命とともにワインを醸造しています。 1.現存する西日本最古のワイナリー カタシモワイナリーは大阪府柏原市にあります。柏原市は約1300 年前にシルクロードを渡り、仏教がやってきた場所だとも言われています。そんな柏原市で創業当時から「日本人の味覚に合うワイン」を造り続けてきました。初代 利三郎が河内堅下村(当時)の斜面を開拓し当地におけるぶどうの産地を築きました。2代目となる作次郎が「海外ではぶどうを使ったお酒がある」ことを知り、当園でもぶどうのお酒『ぶどう酒=ワイン』を作ることを決心。そこで、日本酒の蔵元や杜氏と共にぶどうをアルコール飲料に変える方法を模索し、ワイン醸造を始めました。これがカタシモワイナリーの前身となる『カタシモ洋酒醸造所』です。しかし、作次郎たちは海外のワインの製法を知りません。そこで彼らが行った醸造方法は、日本酒や味噌、酢などを作る技術を応用した、独自の方法でした。そうしてようやくワインが完成し、大正3 年(1914 年)に創業。今年(2024年)創業110年を迎えました。 2.棚栽培 カタシモワイナリーでは基本的に棚栽培を行っています。大阪の気候に適した方法で、棚栽培はぶどうの実が葉の下の日陰にぶら下がる形になるため、真夏の過酷な直射日光を避けることで、とてもよいぶどうが収穫できます。 3.ぶどう作りがワインの命 すべての自社農園では除草剤を使用せず減農薬に取り組み、可能な限り有機肥料を使用した栽培を行っています。農薬を一般的な使用量の三分の一以下に抑えて作ったぶどうは、大阪府のエコ農産物に認定されています。肥料もぶどうの搾りかすや天然由来のミネラルを中心にするなど、可能な限り有機肥料を使用しています。2018年には、地産地消等優良活動表彰にて4回目の農林水産大臣賞を受賞しました。 4.日本の文化に"逢う"ワイン 創業当時から変わらないワイン造りの精神である「日本人の味覚に合う上質なワインを造りたい」を原点に、100 年以上に渡ってワインを造り続けて来ました。ここ大阪の地でしか作ることができず、また味わうことができないワインです。海外のワインとは明らかに違う、日本の製法と真心で作る、それが私たちカタシモワイナリーです。 「がんばる中小企業・小規模事業者300社」(経済産業省)、地域未来牽引企業(経済産業省)にも選出。ワイン醸造に関する技術の研鑽も続けており、国内外のコンクールで高い評価をいただいています。 令和6年(2024年)11月17日には自社ワイナリーで毎年行っている「かたしもワインまつり2024」を実施し、本年も約3000名のゲストにご参加いただきました。 今後の展開 地域遺産を活かすための官民連携、大学や他業種との連携など様々なプロジェクトを進めています。かつて日本一の産地だった大阪のぶどう畑を後世に残し、地域と共に歩んで行こうと、醸造技術の研鑽はもちろん、地域と共に様々な取り組みを引き続き積極的に行って参ります。

大阪で110年のカタシモワイナリーがフランス開催のワインコンクールで2アイテム金賞受賞!

.css-b4hc9m{font-size:15px;font-weight:700;line-height:22px;color:var(--color-gray-600);}.css-b4hc9m a{color:#358cda;display:inline-block;}.css-b4hc9m a:hover{-webkit-text-decoration:underline;text-decoration:underline;}カタシモワインフード株式会社(本社:大阪府柏原市 代表取締役:髙井利洋)は、「利果園 堅下本葡萄2023」「K.S.シャルドネ2023」の2アイテムが、フランス ボーヌで開催された「第18回フェミナリーズ世界ワインコンクール2024 日本ワイン/白ワイン部門」において、金賞を受賞しました。【フェミナリーズ世界ワインコンクールについて】 ワインの本場フランスのパリで開催される、世界の女性ワイン専門家がブラインドで厳正な審査をする、国際酒類コンペです。 世界の女性ソムリエ、女性醸造家、女性ワインジャーナリスト、女性シェフなど、女性のワイン専門家が厳正なブラインド審査を行う「第18回フェミナリーズ世界ワインコンクール」が2024年4月8日(月)~9日(火)にかけて、フランス、ブルゴーニュにて行われました。今回の審査では世界9カ国から3510アイテムが出品されました。 【受賞商品について】 ・商品名:「利果園 堅下本葡萄2023 」 ・小売価格:2,500円(税抜) ・容量:720ml ・フェミナリーズ世界コンクール過去の受賞歴  2018年 銀賞受賞(2017ヴィンテージ) ・品種:堅下本葡萄(=日本固有品種の甲州)大阪府柏原市自社ぶどう100% ・商品特徴:  大阪府柏原市の自社農園で減農薬栽培されたエコ農産物の堅下本葡萄を使用し、程よい酸味のコクのある白辛口ワインに仕上げました。 ・カタシモワイナリー直売所で販売中 利果園白 ・商品名:「K.S.シャルドネ2023 」 ・小売価格:2,200円(税抜) ・容量:720ml ・フェミナリーズ世界コンクール過去の受賞歴  2021年 金賞受賞(2020ヴィンテージ)  2022年 金賞受賞(2021ヴィンテージ) ・品種:シャルドネ100% ・商品特徴:  山形県寒河江市で収穫されたぶどうを原料に、発酵で出てくる香りを逃さないようにステンレスタンクでじっくりと低温発酵しました。ぶどうは冷蔵便で非常良いコンディションでワイナリーに到着しました。大切に育てられた美しいぶどうの良さを感じてもらえるように、余計なことをせず素直に醸造したワインです。 ・未発売商品(2024年夏頃リリース予定) K.S.シャルドネ 関西で唯一110年以上続くワイナリーの紹介 1.現存する西日本最古のワイナリー カタシモワイナリーは大阪府柏原市にあります。柏原市は約1300 年前にシルクロードを渡り、仏教がやってきた場所だとも言われています。そんな柏原市で創業当時から「日本人の味覚に合うワイン」を造り続けてきました。初代 利三郎が河内堅下村(当時)の斜面を開拓し当地における葡萄の産地を築きました。2代目となる作次郎が「海外では葡萄を使ったお酒がある」ことを知り、当園でも葡萄のお酒『葡萄酒=ワイン』を作ることを決心。そこで、日本酒の蔵元や杜氏と共に葡萄をアルコール飲料に変える方法を模索し、ワイン醸造を始めました。これがカタシモワイナリーの前身となる『カタシモ洋酒醸造所』です。しかし、作次郎たちは海外のワインの製法を知りません。そこで彼らが行った醸造方法は、日本酒や味噌、酢などを作る技術を応用した、独自の方法でした。そうしてようやくワインが完成し、大正3 年(1914 年)に創業しました。 摘粒作業の様子(サビ取り) 2.棚栽培 カタシモワイナリーでは基本的に棚栽培でおこなっています。それは大阪の気候にとても適しているからです。棚栽培はぶどうの実が葉の下の日陰にぶら下がる形になる為、真夏の過酷な直射日光を避けることで、とてもよい葡萄が収穫できます。 ぶどう畑 3.葡萄作りがワインの命 すべての自社農園では除草剤を使用せず減農薬に取り組み、可能な限り有機肥料を使用した栽培を行っております。農薬を一般的な使用量の三分の一以下に抑えて作った葡萄は、大阪府のエコ農産物に認定されています。肥料も葡萄の搾りかすや天然由来のミネラルを中心にするなど、可能な限り有機肥料を使用しています。2018 年には、地産地消等優良活動表彰にて4回目の農林水産大臣賞を受賞しました。 畑の風景 4.日本の文化に逢うワイン 創業当時から変わらないワイン造りの精神である「日本人の味覚に合う上質なワインを造りたい」を原点に、100 年以上に渡ってワインを造り続けて来ました。ここ大阪の地でしか作ることができず、また味わうことができないワインです。海外のワインとは明らかに違う、日本人のために日本人が、日本人の製法と真心で作る、それが私たちカタシモワイナリーです。 ワイナリー社屋は築約130年の古民家 また「がんばる中小企業・小規模事業者300社」(経済産業省)、地域未来牽引企業(経済産業省)にも選ばれております。ワイン醸造に関する技術の研鑽も続けており、国内外のコンクールで高い評価を頂いております。 去る11月19日には自社ワイナリーで毎年行っている「かたしもワインまつり2023」を実施し、本年は過去最高の約3000名のゲストにご参加いただきました。 ワイン祭りの様子 ワイン祭りの様子 今後の展開 今回発売する商品以外にも、地域遺産を活かすための官民連携、大学や異業種企業との連携など様々なプロジェクトを進めております。かつて日本一の産地だった大阪のぶどう畑を後世に残し、地域と共に歩んで行こうと、醸造技術の研鑽はもちろん、地域と共に様々な取り組みを引き続き積極的に行って参ります。
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