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トルコ・アンタルヤの知られざる魅力を発見

- 2025年6月26日~29日にはリキアにて「リキア・カシュ文化アートフェスティバル」も –トルコ・リビエラの美しき都市アンタルヤは、年間を通して穏やかな気候、美しい海岸線、古代遺跡、そして世界有数のリゾート地として知られ、レジャーに最適なデスティネーションのひとつです。しかし、有名な観光地以外にも、まるで楽園のような隠れた名所が数多く存在します。こうした場所では、自然・文化・歴史を体験でき、アンタルヤのまだ知られていない魅力に出会うことができます。 さらに、2025年6月26日(木)〜29日(日)には、クサントス、パタラ、レトゥーンなどの遺跡群を擁するリキア地方にて、「リキア・カシュ文化アートフェスティバル」が開催されます。期間中は、演劇やコンサート、水泳大会など、多彩なイベントが予定されています。 今回は、そんなアンタルヤの"まだ知られていない魅力”をご紹介します。 オルマナ村:伝統建築が息づく、時が止まったような村 トーラス(トルコ語ではトロス山)山脈の麓に佇む古い遊牧民「ユルク」の村、オルマナは、アンタルヤが誇る隠れた名所のひとつです。 国連観光機関(UN Tourism)が発表した「2024年ベスト・ツーリズム・ビレッジ」リストにも選出されたこの小さな村は、緑豊かな大地と澄んだ青空、そしてどこか懐かしさを感じさせる雰囲気が広がる“天国のような場所”です。 オルマナ村は「ボタンハウス」と呼ばれる伝統家屋で知られており、これらの家々は石と杉の木だけで築かれ、漆喰やセメントは一切使われていません。オスマン帝国時代に建てられたこの家々は、地域に根ざした建築文化と、自然と調和した持続可能な暮らしの象徴です。また、オルマナはブドウの名産地としても有名で、肥沃な土地と伝統的な農法が生み出すブドウは、豊かな風味が特徴です。なかでも「チャヴシュ(çavuş)」という品種のブドウを称える収穫祭は、約60年の歴史を誇り、毎年9月に開催されています。 アルトゥンベシク洞窟:別世界のような地質の神秘 アンタルヤ県ウルンリュ村に位置するアルトゥンベシク洞窟は、トルコ屈指の自然の豊かさでありながら、まだ多くの旅行者には知られていない秘境です。トーラス山脈の外縁に広がるアルトゥンベシク国立公園内にあり、国内最大の地下湖を有するこの洞窟では、荘厳な鍾乳石や石筍、氷のようなトラバーチンが織りなす幻想的な景観が訪れる人を魅了します。 洞窟内では、ボートツアーに参加して内部を巡ることができ、鉱物の造形美、透き通る水面、そして自然光が織りなす光と影のコントラストが、まるで異世界に迷い込んだかのような体験をもたらしてくれます。また、洞窟周辺をハイキングすれば、605種もの植物(うち固有種も多数)と豊かな動植物が生息する国立公園の自然美も楽しむことができます。  ヒメラ:自然が織りなす"燃える岩”の神秘 トルコで最も神秘的な自然現象のひとつとして知られる「ヒメラ(Chimera)」は、“燃える岩”の名で親しまれています。ウミガメの産卵地としても知られる美しいチュラル(Çıralı)の集落から山道を30分ほど登ると、この不思議な光景が現れます。 地中から噴き出すメタンガスが大気と反応し、消えることのない炎を岩の上に灯し続けているのです。  この現象が見られる場所は、地中海の自然美が広がる「オリンポス・ベイダーラル国立公園」内に位置しており、神話の世界が現実と交差するような雰囲気が漂います。 伝説によると、ペガサスに乗った英雄ベレロポンが、三つの頭を持ち火を吐く怪物ヒメラをこの地で打ち倒し、その亡骸が岩となって今も炎を噴き続けていると伝えられています。このため、「ヒメラ」と呼ばれるこの地は、まさに神話が息づく聖地なのです。 日没後に見る"永遠の炎”はとくに幻想的で、非日常の体験を味わえます。また、同じ国立公園内にある古代都市オリンポスも必見です。紀元前3世紀に築かれたこの遺跡は、有名なオリンポス・ビーチに隣接しており、古代リュキア人の生活の様子を今に伝える貴重な歴史スポットです。  ウチャンス滝:聖パウロの道に佇む秘境のオアシス 高級ゴルフリゾートとして人気のベレクから約60km、ウチャンス滝はアンタルヤの中でもあまり知られていない自然のオアシスです。トーラス山脈から流れ出る清らかな水が、緑豊かな森の中をゆるやかに流れ落ち、25〜30メートルの高さから二筋の滝となって姿を現します。 滝までの道のりは、約1時間の登山を要しますが、その先には息をのむような絶景が広がり、疲れも吹き飛ぶような体験が待っています。さらに、滝のそばには「王の泉(King’s Pool)」と呼ばれる小さな天然のプールもあり、ひとときの静寂と癒やしが味わうことができます。ウチャンス滝は、トルコで2番目に長いハイキングルート「聖パウロの道(St. Paul Way)」の一部でもあります。初期キリスト教の伝道師パウロの足跡をたどるこのルートでは、古代遺跡や伝統的な村々、そして手つかずの自然環境をめぐる旅を楽しむことができます。 トルコについて トルコはアジアとヨーロッパを結ぶ要所として、何世紀にもわたり文化的な交流と多様性の拠点と考えられてきました。多様な文明が反映された歴史、遺跡、自然や美食を有し、多目的なデスティネーションです。伝統とモダンが融合した芸術やファッションをはじめ、ダイナミックなショッピングやエンターテインメントライフによって世界中から訪れる人々を魅了し続けています。2024年には全世界から過去最高の6,226万人の観光客が訪れました。2023年にトルコ共和国として建国100周年、2024年には日本との外交関係樹立100周年を迎えました。 トルコの詳細は公式ウェブサイト(https://goturkiye.jp/)または以下の SNS をご覧ください。 Facebook: https://www.facebook.com/GoTurkiye.jp X(Twitter): https://twitter.com/GoTurkiye_jp Instagram: https://www.instagram.com/goturkiye_jp/ YouTube: https://www.youtube.com/c/tourismturkeyjp トルコ観光広報・開発庁(TGA)について トルコ観光広報・開発庁(TGA)は、国内外の観光市場においてのトルコのブランディングを確立させ、観光やビジネスにとって魅力的な渡航地としての認知を高めるため、文化観光省が定めた観光戦略や政策に基づき、あらゆるプロモーション、マーケティング、コミュニケーション活動を行っています。世界各地の現在の観光機会を促進・販売するとともに、観光の潜在的分野を発見・改善・確立していきます。

トルコ・イスタンブルのクールな112の楽しみ方を紹介する新TVCMを公開

トルコ共和国観光広報・開発庁(TGA)は、イスタンブルのクールな112の楽しみ方を紹介する新TVCMを制作し、関東・関西を中心に放映しています。 二つの大陸を結ぶイスタンブルは、歴史的、文化的な豊かさと独特の美しさを併せ持つ、魅力的な都市です。新しいTVCMでは、イスタンブルのノスタルジックなイスティクラル通りを散策したり、2つの大陸をつなぐボスポラス海峡に佇む乙女の塔でセルフィーを撮ったり、迷路のようなグランドバザールを体験したり、アートと文化に浸ったりと、イスタンブルでしか体験できないことを軽快な音楽に乗せて紹介しています。併せて特設サイト(英語のみ)では、イスタンブルのクールな112通りの楽しみ方を公開中です。   ▪︎新CM概要 放映期間:               2025年5月12日(月)より順次放映開始 5月25日(日)まで 放送局&エリア:     (関東エリア) 日本テレビ、テレビ朝日、テレビ東京                              (関西エリア) 毎日放送、関西テレビ、朝日放送 新CMシリーズ: ...

2025年の「トルコ・クイジーン・ウィーク」は定番のトルコ料理を特集

トルコの豊かな食文化を祝う年に一度のイベント「トルコ・クイジーン・ウィーク」が、今年も開催されます!第4回目となる今回は、2025年5月21日(水)から27日(火)までの期間中、持続可能で健康的、かつ伝統的な料理に焦点を当て、トルコ料理の中核をなす、時代を超えて愛され続けている料理の数々を紹介します。 毎年「トルコ・クイジーン・ウィーク」は、トルコ共和国の関連機関によって企画されるイベントやソーシャルメディアキャンペーンを通じて、トルコ料理の独自かつ多様な味わいを国内外に広く紹介しています。この取り組みの目的は、数千年にわたる文化交流、持続可能な調理法、そしてトルコに深く根付く美食の伝統によって形作られてきた、トルコの豊かな食文化遺産に光を当てることです。 毎年異なるテーマが掲げられ、トルコ料理の奥深さを紹介していますが、今年はトルコ料理の中核をなす定番料理に焦点を当て、トルコならではの温かい伝統的なおもてなしとともに、さまざまなイベントを通じてプレゼンテーションする予定です。 アナトリアの食卓から世界へ広がるトルコの定番料理 トルコの豊かな食の風景は、肥沃な土地と何世紀にもわたる伝統に深く根ざしており、まさに「本物の美食の楽園」と言えるでしょう。世代を超えて受け継がれてきた時代を超えたレシピに基づき、全国の家庭で愛情を込めて作られるクラシックな家庭料理は、この多様なトルコ料理の中心に位置しています。 これらの定番料理は、地元の旬の食材と、丁寧でありながらシンプルな調理法によって作られ、トルコの食文化遺産の本質を体現しています。伝統的で栄養価が高く、無駄を出さないというトルコ料理の価値観を現代に受け継ぐこれらの定番料理は、アナトリアに根付く普遍的な価値観「おもてなし、絆、そして結束」の象徴でもあります。そして何より、家族や友人、来客が集う温かく心のこもったトルコの食卓を支える礎となっているのです。 2025年の「トルコ・クイジーン・ウィーク」では、時代を超えて愛されてきた代表的な料理が登場します。 「トルコ料理の定番」という今年のテーマに沿って構成されたメニューには、なめらかなレンズ豆のスープやタルハナスープ、イマムバユルドゥ(玉ねぎとトマトを詰めたナス料理)、マントゥ(トルコ風餃子)、そしてビョレキ(ジャガイモ、チーズ、ハーブ、ひき肉など、さまざまな具材を詰めたパイ)など、代表的な家庭料理が並びます。さらに、カルヌヤルク(ひき肉を詰めたナス)とピラフとジャジュク(ヨーグルトとキュウリの和え物)、白インゲン豆の煮込み(クル・ファスリエ)とピラフとピクルス、ミックスドルマ(詰め物野菜)とヨーグルトといった、トルコの家庭料理の魅力を存分に味わえる組み合わせも紹介されます。 さわやかなボスタナサラダやチョバンサラダ、多彩なホシャフ(果物のコンポート)が料理を引き立て、タヴクギョース(鶏胸肉入りプリン)、カザンディビ(キャラメルミルクプリン)、バクラヴァなどの伝統的なトルコデザートが、この味の旅を華やかに締めくくります。 地域の定番料理とともに味わうトルコの多様性「トルコ・クイジーン・ウィーク」は、トルコの豊かな地域的多様性を紹介する機会でもあります。トルコの81県それぞれが、地元の食材や気候、そして何世紀にもわたる文化交流によって育まれた、伝統料理の独自の解釈を披露します。 エーゲ海沿岸のオリーブオイルを使った料理から、南東部の香辛料豊かな力強い名物料理、黒海地方の魚介料理に至るまで、1週間を通してトルコ各地の食文化を巡る旅をお楽しみいただけます。各地域で開催されるイベントでは、地元の定番料理が紹介され、その土地ならではの味わいを通じて、地域の暮らしや文化遺産への理解を深めることができます。 詳しいレシピはこちら トルコについて トルコはアジアとヨーロッパを結ぶ要所として、何世紀にもわたり文化的な交流と多様性の拠点と考えられてきました。多様な文明が反映された歴史、遺跡、自然や美食を有し、多目的なデスティネーションです。伝統とモダンが融合した芸術やファッションをはじめ、ダイナミックなショッピングやエンターテインメントライフによって世界中から訪れる人々を魅了し続けています。2024年には全世界から過去最高の6,226万人の観光客が訪れました。2023年にトルコ共和国として建国100周年、2024年には日本との外交関係樹立100周年を迎えました。 トルコの詳細は公式ウェブサイト(https://goturkiye.jp/)または以下の SNS をご覧ください。 Facebook: https://www.facebook.com/GoTurkiye.jp X(Twitter): https://twitter.com/GoTurkiye_jp Instagram: https://www.instagram.com/goturkiye_jp/ YouTube: https://www.youtube.com/c/tourismturkeyjp トルコ観光広報・開発庁(TGA)について トルコ観光広報・開発庁(TGA)は、国内外の観光市場においてのトルコのブランディングを確立させ、観光やビジネスにとって魅力的な渡航地としての認知を高めるため、文化観光省が定めた観光戦略や政策に基づき、あらゆるプロモーション、マーケティング、コミュニケーション活動を行っています。世界各地の現在の観光機会を促進・販売するとともに、観光の潜在的分野を発見・改善・確立していきます。

トルコ 2025年 第一四半期の観光実績を発表、過去最高の観光収益95億米ドルを記録

2025年1月1日から3月31日までの期間、トルコは世界から884万4,000人の観光客を迎え、観光収益として過去最高となる95億米ドルを記録しました。また、同期間中の日本からの訪トルコ観光客数が合計3万5,464人となり、前年同期比で46%の増加となりました。イスタンブルで行われた記者会見にて、メフメト・ヌリ・エルソイ文化観光大臣は、今回の実績がトルコ観光産業にとって過去最高の第一四半期の結果であることを発表しました。  「国連観光機関(UN Tourism)のデータによれば、トルコは2024年、世界で第4位のインバウンド観光市場となりました。私たちは当初、2024年に6,000万人の観光客の受け入れを目指していましたが、結果的には過去最高の6,220万人を迎えることができました。2025年末の目標は、6,500万人の訪問者を迎え、観光収益として640億米ドルを達成することです。4月以降の見通しや、2025年第一四半期で前年同期比5.6%の増加を示した観光収益からも、私たちがこの目標に向かって順調に進んでいることが分かります。」とエルソイ文化観光大臣は語りました。 また、2025年第一四半期には、イランから73万3,000人、ロシアから60万1,000人、ドイツから57万2,000人、ブルガリアから56万人、イギリスから30万4,000人がトルコを訪問しました。平均滞在日数は11泊で、1泊あたりの平均消費額は約98.90米ドルでした。 トルコについて トルコはアジアとヨーロッパを結ぶ要所として、何世紀にもわたり文化的な交流と多様性の拠点と考えられてきました。多様な文明が反映された歴史、遺跡、自然や美食を有し、多目的なデスティネーションです。伝統とモダンが融合した芸術やファッションをはじめ、ダイナミックなショッピングやエンターテインメントライフによって世界中から訪れる人々を魅了し続けています。2024年には全世界から過去最高の6,226万人の観光客が訪れました。2023年にトルコ共和国として建国100周年、2024年には日本との外交関係樹立100周年を迎えました。 トルコの詳細は公式ウェブサイト(https://goturkiye.jp/)または以下の SNS をご覧ください。 Facebook: https://www.facebook.com/GoTurkiye.jp X(Twitter): https://twitter.com/GoTurkiye_jp Instagram: https://www.instagram.com/goturkiye_jp/ YouTube: https://www.youtube.com/c/tourismturkeyjp トルコ観光広報・開発庁(TGA)について トルコ観光広報・開発庁(TGA)は、国内外の観光市場においてのトルコのブランディングを確立させ、観光やビジネスにとって魅力的な渡航地としての認知を高めるため、文化観光省が定めた観光戦略や政策に基づき、あらゆるプロモーション、マーケティング、コミュニケーション活動を行っています。世界各地の現在の観光機会を促進・販売するとともに、観光の潜在的分野を発見・改善・確立していきます。
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