2021年9月24日 東京発 – ニューヨークワイン&グレープ財団(The New York Wine & Grape Foundation 、以下 NYWGF)は、ワイン・スペシャリスト 別府岳則 DipWSETをプロジェクトメンバーとして迎えた株式会社旭エージェンシー(東京都・港区)を日本のワイン業界・メディア向けに展開する NYワインのマーケティング及び教育普及活動の代理店として協業を開始したことをお知らせいたします。
アメリカ産農産物の貿易促進、新市場の開拓、国際市場での地位の向上、食糧および技術支援に取り組む United States Department of Agriculture’s Foreign Agricultural Service(FAS、海外農務局)の助成を受けて実施される活動を通して、NYワインのプロモートを日本市場において本格的に展開してまいります。
旭エージェンシーには、セミナーや展示会・試飲会・商談会を通して、特に日本国内のソムリエやエデュケーターの皆様と緊密に連携することで NYワインに適した、インポーター、バイヤー、ソムリエ、シェフ、エデュケーター、メディア、インフルエンサーとのネットワークづくりをサポートいただき、日本における NYワインの認知度・ブランド力の向上に努めてまいります。
「旭エージェンシーを日本の代理店として迎えることを大変嬉しく思います。旭エージェンシーチームはニューヨークワインの現地エージェンシーにふさわしい、日本市場における知識と経験、トレード及びメディアとのリレーション、ワインの知見、そして情熱を持ち合わせています。」とニューヨークワイン&グレープ財団、プログラム&マーケティング ディレクターである Valerie Venezia-Ross は述べています。「NYワインの輸入において、全アジアをリードする日本市場は重要なマーケットです。既に日本において流通しているワインをワイン業界関係者やワイン愛好家の皆様に改めて知っていただくとともに、日本市場への参入を目指すワイナリーやワインも新たにご紹介します。」
NYWGF日本オフィスは、日本では初となる公式無料オンラインセミナーの開催を10月16日(土)に予定しております。ワイン業界関係者・飲食業関係者・メディアはじめ、すべてのワイン愛好家の方に視聴いただけます。詳細とお申し込みはこちらをご覧ください。
https://business.form-mailer.jp/fms/db3bb148154415
また、初年度の活動としてワイン業界関係者及びメディア向けのセミナーやウェビナー、試飲・商談会を予定しております。世界的に注目されはじめたニューヨークワインとその産地にぜひ、ご注目ください。
ニューヨーク州の多様なワイン産地
American Viticultural Area (AVA) とは Alcohol and Tobacco Tax and Trade Bureau, United States Department of the Treasury(アメリカ合衆国財務省、酒類タバコ税貿易管理局)が定義した境界に基づき、地理的特徴によって区別できる米国の政府認定ブドウ栽培地域です。 7つの主要な AVA は次の通り:Champlain Valley of New York(シャンプレイン・ヴァレー・オブ・ニューヨーク)、Finger Lakes(フィンガー・レイクス)、Lake Erie(レイク・エリー)、Long Island(ロングアイランド)、Hudson River Region(ハドソン・リヴァー・リージョン)、 Niagara Escarpment(ナイアガラ・エスカープメント)、Upper Hudson(アッパー・ハドソン)。更に、フィンガー・レイクス AVA 内には (Seneca Lake(セネカ・レイク)とCayuga Lake(カユガ・レイク))、ロングアイランド AVA 内には (The Hamptons(ザ・ハンプトンズ)と North Fork of Long Island(ノース・フォーク・オブ・ロングアイランド))の内包的な AVA があります。それぞれの産地には歴然たる土壌、地形、気候の組み合わせの違いがあり、そこで造られるワインには異なる個性が生まれます。
ニューヨークワイン&グレープ財団(NYWGF)について
NYWGFは世界に誇るニューヨーク州のブドウとワインのイメージを促進する活動を行っております。革新的なマーケティング、リサーチ、コミュニケーションと提唱を通して、ニューヨーク州の多様な産地、農家、生産者や消費者に対して責任をもって貢献します。詳しくは公式HP https://newyorkwines.org/ をご覧ください。