~ ワイン業界のプロ及び愛好家に向け業界専門家らが開発 ~
「キャップストーン・カリフォルニア」は、カリフォルニアワインの海外市場向け販売拡大を目的とした多角的10年戦略の一翼を担うものです。体系的な学びの体験を通してカリフォルニアワインの知識を深められるよう、世界中の人々を対象としています。初級・中級・上級・専門家/アンバサダーの4つのレベルで構成されており、最初のレベルを修了すると次のレベルに進むことができます。各レベルの最終試験に合格すると、修了証及びその他の特典が与えられます。学ぶ内容は、歴史、地理、気候、土壌、ブドウ品種、ブドウ栽培、醸造(経年変化と風味発展)、熟成、ワイン法令、公的分類、ワイン生産者、ヴィンテージ、ワインビジネスなど、多岐に渡ります。受講者は、公式情報、アメリカ政府公認ブドウ栽培地域(AVA)のフライオーバー動画など、ワインを学ぶための資料を専用ウェブサイトからダウンロードできます。
「キャップストーン・カリフォルニア」のプログラム詳細は下記リンクよりご覧ください。
https://calwines.jp/b2b/news/news-426/
「キャップストーン・カリフォルニア」初級の受講方法
1.ワインスクールでの座学
ワインのテイスティング(※)を伴います。
会場 : アカデミー・デュ・ヴァン(青山校及び大阪校)
日程 : 10/28 (木) から月1回順次開講、全4回修了
受講料 : 35,200円 (税込) クレジットカード払い
申込 : 下記リンクより受付
https://www.adv.gr.jp/curricula/detail/13157
問合先 : アカデミー・デュ・ヴァン https://www.adv.gr.jp
2.セルフ・スタディ
ワインのテイスティングはオプショナルです。
日程 : 10/28 (木) の申込時点より好きな時間帯で受講・受験が可能
受講料 : 27,500円(税込) クレジットカード払い
申込 : 下記リンクより受付 (10/28申込受付開始)
https://calwines.jp/b2b/news/news-426/
問合先 : カリフォルニアワイン協会日本事務所 info@calwines.jp
※ワインのテイスティング
日本におけるキャップストーン・カリフォルニアのテイスティングは、コート・オブ・マスター・ソムリエのディダクティブ・テイスティング(演繹的試飲法)を採用しています。このテイスティング法には、以下のメリットがあります。
・ワインのテイスティング力、及びワインの特徴を的確に表現する力を高める
・ブラインド・テイスティングの際に、ロジカルな結論を導くテイスティング基準を形成する
・理論的な知識とテイスティングを結びつけ、ワインに関する総合的な知識を深める
・消費者サイドに立った表現方法を身につけることができ、ワイン販売の能力を向上させる
プログラムの広範な資料を監修したのは、エヴァン・ゴールドスタイン、ティム・ガイザー、ウェイン・ベルディングなどのマスター・ソムリエ、デボラ・パーカー・ウォン、ランディ・カパローソ、サラ・シュナイダー、サラ・ダマート、ヴィルジニー・ブーン、フレッド・スワンなどの業界のリーダーたち、マスター・オブ・ワインのサンディ・ブロックです。さらに当地の多くのワイナリー、カリフォルニアワインの専門家、エデュケーターやライター、世界のワインリーダーらも貢献しています。
「キャップストーン・カリフォルニア」について、関係者らは以下のように述べています。
ロバート・P・コッチ (CWI最高経営責任者)
アメリカから輸出されるワインの95%、そして国内市場の80%以降がカリフォルニアワインであることを考えると、私たちのワイン生産地域について詳しい情報を国内外に伝えるニーズがあります。影響力のある世界のワインリーダー達による極めて緻密かつ多大なる協力のおかげで、革新的かつ厳密な認定プログラム、「キャップストーン・カリフォルニア」は生まれました。これは、人々を魅了してやまないカリフォルニアワインの広範な歴史、多様性や様々なディテールを浮き彫りにしています。
エヴァン・ゴールドスタイン (マスター・ソムリエ)
カリフォルニアワインに特化した国際的なワイン・コミュニティのために包括的なリソースを纏めた「キャップストーン・カリフォルニア」は、世界のワイン愛好家に向け、ユニークかつ利用しやすい情報を網羅しています。カリフォルニアワインが進化を続け、世界市場で成長著しい状況において、この包括的なプログラムは、ワインの専門家が必要とする深い知識を提供します。
ジャンシス・ロビンソン (マスター・オブ・ワイン、ワイン評論家)
ワインを今より少し学ぶことで楽しさが増します。「キャップストーン・カリフォルニア」は、みなさんのワインライフをもっと楽しいものにする理想的な方法です。
「キャップストーン・カリフォルニア」は、既にカナダとヨーロッパで試行されており、この度、日本、メキシコ、英国、アイルランドにも導入されました。その後2022年には中国、香港、シンガポール、韓国、アラブ首長国連邦でローンチされる予定です。
カリフォルニアワイン協会(本部・カリフォルニア州サンフランシスコ)は、1,000社を超えるカリフォルニアのワイナリー及びワイン関連企業から構成される非営利団体で、ワインの生産や流通や消費に関する政策的な提言を行っています。輸出プログラムにおいては、世界13カ国に事務所を置き、重要な市場情報の提供及びプロモーションを支援しています。ワイン業界関係者・メディア・消費者向け試飲会の実施などをサポートしており、毎年175以上のカリフォルニアのワイナリーが当プログラムに参加、142か国にワインを輸出しています。日本事務所は、カリフォルニアワインの普及促進、日本市場における関税、非関税障壁の監視などを目的に1985年に設立されました。